スポンサードリンク

伊勢神宮(いせじんぐう)は、天皇のご先祖様で日本国民すべての総氏神さまとされる神さまがが住んでいるところである。つまりキングオブ神社ということになる。
①内宮(ないくう)
天照大御神の住んでいる場所

内宮の天照大御神は、天皇のご先祖さまで日本国民すべての総氏神(そううじがみ)さまとされている女神である。日本神話の中でこの世に光をもたらした神道では最高の神様として位置つけられている。

②外宮(げぐう)
豊受大御神(よようけのおおみかみ)の住んでいる場所

外宮の豊受大御神は天照大御神の食事をお世話する役目を任された神である。しかし、実際に外宮に参拝してみるとわかるが「え?お食事係がこんな豪邸に住んでるの?」と思うほど立派な建造物になっている。私は「ただの食事係ではないだろうと内心思っている。」

ちなみに、この内宮と外宮も正式な呼び方ではない。

内宮は皇大神宮(こうだいじんぐう)外宮は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)というのが正しいものである。

やっぱりご利益も最大級?

誰もが神さまに参拝する場合には、ご利益を授かりたいと思うものだ。

しかし、伊勢神宮では「ご利益」という考え方は存在しない。

日々の暮らしへの感謝と国家泰平(こっかたいへい)を祈るものとされているのだ。

どうしても、個人的な願い事をしたいというなら内宮なら荒祭宮(あらまつりのみや)外宮なら多賀宮(たがのみや)という別宮に祈願をすることになる。

参拝にかかる所要時間

伊勢神宮の「内宮」「外宮」は同じ敷地内にあるわけではない。距離にしておよそ5km、車で15分程度の距離だ。
ちなみに内宮外宮ともに駐車場からスタートし、参拝して戻ってくるまでおよそ1時間程度と考えておこう。「木々に囲まれながらの気持ちいい運動」になることだろう。

参拝の順序

伊勢神宮には古くから外宮を参拝してから内宮を参拝するという慣わしがある。
これは伊勢神宮の重要な書物に天照大御神が、「自分を祭る前に豊受大御神を祭ってからにするように」と指示されたとあるからだ。せっかくの伊勢参りならそのしきたりを守ってみることをおすすめする。

参拝の作法

伊勢神宮 参拝
伊勢神宮の参拝の仕方は、一般的な神社と同様である。

二拝・二拍手・一拝

しかし、他の神社によくある「お賽銭箱」やガラガラーとやる「鈴」は内宮と外宮の本殿にはない。ただし、賽銭箱はないのだが白い布が敷かれていて、そこに賽銭を投げ入れることはできる。

「今、あなたが生きていること。」「家族が幸せでいられていること。」「平和であること。」などについて感謝しながら参拝しよう。本殿では「お願いゴト」は控えておこう。

伊勢神宮の住所

内宮:三重県伊勢市宇治館町1
外宮:三重県伊勢市豊川町279

伊勢神宮へのアクセス

伊勢神宮へのアクセスはしっかりチェックしておくことをおすすめする。連休などの混雑時は渋滞に巻き込まれ大きく時間をロスすることになり、せっかくのお伊勢参りを急かされることになる。

車の場合

伊勢自動車道の伊勢西ICまたは伊勢ICが近い。
カーナビ設定には、電話番号ではなく住所で設定するのがベストだ。何故なら外宮と内宮の電話番号は同じだが、車で15分ほど離れた位置関係となるためだ。
また、車を利用する場合には注意して欲しいことがある。
年末年始や大型連休などに実施される交通規制だ。
この交通規制時には伊勢西・伊勢どちらのインターも出口規制されて下りることが出来ないのである。
その場合には、パーク&バスライドというものを利用することになる。
交通規制時には仮設のインターチェンジ「サンアリーナIC」が解放される。このサンアリーナICを降りるとすぐに臨時地駐車場があり、そこに車を止めバスで移動することになる。
バスは直通で内宮方面と外宮方面の2系統があり、それぞれ15~20分程度で往復運転をしている。ただし、駐車料金は1.000円/日が必要である。

電車の場合

スポンサードリンク

最寄り駅は、JR・近鉄の「伊勢市駅」だ。
伊勢市駅から外宮に向かいまっすぐに「外宮参道」が延びている。徒歩およそ10分で外宮の正面入り口に到着する。
内宮は外宮の正面入り口目の前バス停からバスに乗り、およそ20分程度だ。


コメントを書く







コメント内容


記事一覧

l