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ワンピース・・・もしかしたらとんでもないストーリーの漫画かもしれない。
ワンピース最後の敵は黄猿だ。」のページでも、その奥深さを解説したが、この世界の歴史を的確に表しさらには未来をも予知してしまう可能性すらある。

必殺技や能力などを分析していくと実に面白く、単なる「こじつけ」と思える考察も「事実に違いない。」と納得してしまうような様々な根拠が見つかる。

そんなワンピースのストーリーだが、今回は「サボ」について掘り下げてみる。

サボとは何者なのか。その正体は・・・



サボは現在、ドラゴン率いる革命軍の参謀総長、つまり革命軍のNO2だ。また、杯を交わしたルフィーとエースの義兄弟であることは周知の事実だ。

ゴア王国の貴族の息子として生まれるが、その決められたレールを進む人生に嫌気がさし、一人船に乗り海賊になることを決意し航海に出ようとする。

ところがその出先、ゴア王国に訪問しにきた「天竜人」の船に撃沈されてしまい、あえなく海賊になる夢はくじかれた。しかし、その悔しさに暮れているところをルフィーの父親「ドラゴン」に拾われ、そのまま革命軍の一員として現在に至っている。

まずはサボの基本情報だったが、サボの本当の正体はこの先を読みすすめていただきたい。

天竜人とは何者なのか?

サボについての興味深い話をする前に、天竜人とは一体何を指しているのかを知っておく必要がある。まずは天竜人についてBazooo!なりの解釈を書かせていただく。

ワンピース最後の敵は黄猿だ。」でも触れたように、天竜人は「神」として君臨している。

海軍大将の藤虎が「世界政府ってのは神かなんかですかい?」と意味深な台詞をドレスローザで怒りを込めて発しているが、神すなわち天竜人に牛耳られた世界政府を暗に「神」と認めていることになる。無論、その現実に藤虎は憤りを感じていることになる。

では、その「神」とはどこの神を表しているのか?

それは聖書に登場するあの創造主「神」のことだ。その理由はこうだ。

天竜人の住む場所「聖地マリージョア」。今ではカトリックの総本山はバチカンだが、1300年代の数十年間、ローマ教皇は一時「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」という場所に本拠地を置いていた。

「聖地マリージョア」「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」似ていると感じるのは私だけだろうか。その他にも天竜人が神と思わせる台詞や固有名詞があるが、今回は一つだけを小出しにさせていただき、後の楽しみに残すことにする。

サボの拳法「竜爪拳(りゅうそうけん)」にワンピースクライマックスの秘密が隠されている!?メラメラの能力よりも重要な技

さて、ここからサボについての奥深い話になってくる。コリーダコロシアムで優勝して手に入れた元エースの能力「メラメラ」よりも注目しておかなくてはいけないサボの得意技がある。

だがまず、先にも触れたように天竜人は「神」ということを思い出して欲しい。

神の天敵をご存知だろうか。それは「蛇(へび)」である。食べてはいけない禁断の果実を食べるようにそそのかしたのも「へび」だということはご存知の通りだ。

聖書では蛇は「悪の化身」として描かれ、日本のように「白蛇の抜け殻で金運アップ」などという思想はない。また、ドラゴンも蛇もワニもギリシャ語では「ドラゴ」となる。つまり蛇はドラゴンなのだ。

そして、ドラゴンはことごとく神たちによって退治されてきている。旧約聖書ヨハネの黙示録にもミカエルがドランゴと戦い退治したと記されている。

それほど、神はドラゴンが嫌いなのである。

そのドラゴン「竜」が技の名前に使われているではないか。ルフィーの父ドラゴン率いる革命軍のNO2であるため「竜」という文字を技に取り入れたと単純に推測することは簡単だが、それではエースが白ひげを「オヤジ」と呼ぶように師匠に対する感謝とリスペクトという意味になってしまう。

サボの場合、というよりドラゴンの場合は白ひげと違い「家族が欲しかった」などという生き方ではない。もう少しドライで同じ思想を持つ人間と対等の立場で付き合っていくタイプだ。サボに「技の名前にドラゴンさんの名前入れときましたよ!」なんていうゴマスリは嫌うはずだ。

サボが「神の天敵はドラゴン(竜)」である。ということをしっかりと認識して付けたのではないだろうか。つまりサボの正体は神の天敵だということだ。

ちなみに「D」が意味するのがドラゴンだとすると、あまりに簡単すぎる。「D」もまた神の天敵として描かれているが、それとは意味が違う天敵なのだろう。「D」にはもっと深いエピソードがあることを期待している。

では、サボが登場したことでストーリーはどうなるのか?

サボもドラゴン(ルフィー父)も「ドラゴン」だ。つまり、どちらも神の天敵となる。必ず世界政府と一戦交えることになるのは間違いない。

しかし、聖書では「ことごとく」竜は退治されてきた。その通りの展開になれば残念だが、ドラゴン率いる革命軍は神である世界政府に敗れてしまうのではないだろうか。

そして、その悲しみと怒りで再度覚醒したルフィー率いる仲間達が、最終決戦に挑んでいくんだろう・・・。

もちろん、このページで書いたことは推測にすぎない。今後を展開を楽しみにしていきたい。


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