我が夫婦の結婚生活はおよそ8年。近年、お互いの誕生日パーティーすらしなくなってしまった。子供のために誕生日やクリスマスでパーティーをしたり、プレゼントを用意したりするのだが、照れもあってか妻にプレゼントの一つもここ数年はあげていない。
次のクリスマスくらいは何かしらのプレゼントを用意しようかと思って、私のような40手前のお兄さんでも知っている「サマンサタバサ」に立ち寄ってみた。
ついでに、サマンサタバサのキュートなお姉さんにインタビューもしてきたのでそのレポートをお伝えする。
サマンサタバサってどこのブランドなの?
「サマンサタバサってどこのブランドなんですか?」と聞くと、「え?サマンサタバサですけど・・・?」私の質問の仕方が悪かったみたいだ。
「どこの国のブランドなんですか?」今度は通じたみたいで「日本です。」を答えてくれた。私はてっきりイタリアとかフランスとか・・・あちら方面のデザイナーさんの名前かと思っていたのだが、実は日本のブランドらしい。
しかし、こんな興味深いお話もお聞きした。「実は、サマンサタバサの発祥については秘密なんです。私にもその情報は入っていないんです。」と。
なるほど、サマンサタバサは謎のベールに包まれているブランドなわけだ。それはナイスなブランディングの方法かもしれない。「謎のデザイナーがサマンサタバサを支えている」っていう付加価値はサマンサファンにはたまらないのかもしれない。
サマンサタバサのバッグの良さはなんですか?
「サマンサタバサのバッグの良さ」は男にはどうもわからない。そこでそのままの質問をしてみた。すると、「その他のブランドバッグと比べて低価格なのに、しっかりとした作りでとても可愛いデザインが多いからです。若い女の子でも買えるような価格帯が人気の理由の一つですね。」
なるほど、私はてっきり「エルメス」や「ルイヴィトン」と同列の超高級バッグブランドだと勘違いしていたが、実は若者をターゲットにした低価格帯のブランドだったのだ。とは言え、すごく高そうに見える・・・。
そして、「妻のプレゼントを考えてるんだけど。」と伝えると「奥様のご年齢はおいくつですか?」と聞かれ「33歳です。」と答えた。「それなら、まだお若いのでこのピンクのバッグはいかがでしょうか?」と勧められた。それが左の写真のものだ。お値段も1万円台とかなりお買い得ではないか!
サマンサ&シュエット(Samantha & chouette)
実は、サマンサタバサは幾つかのブランドに細分化されているらしい。その一つが上記のピンクのバッグのブランド「サマンサ&シュエット」だ。
サマンサタバサ自体のバッグもそんなに驚くような値段ではないが、このサマンサ&シュエットはさらに安い。可愛いいデザインとしっかりとした作りや質感を合わせ持ちながら1万円を切る価格のバッグがたくさん店頭に並んでいる。
このような低価格帯のブランドを「ファストブランド」というらしい。今日は、20代前半と思われるキュートな店員さんから多くのことを学んでいる。そして、おじさん化している自分にあらためて気づいてしまう。
サマンサタバサのブランドはこんなにいっぱい!
この他にも姉妹ブランドはたくさんある。
「サマンサタバサ・ニューヨーク」
ニューヨークのマンハッタンに住むアッパークラスをイメージしたブランド。
「サマンサタバサ・デラックス」
若者向けのサマンサタバサを卒業した「お姉さん」向けのブランド。
「サマンサ・ベガ」
大人のカジュアル向けのブランド。
「サマンサ・キングズ」
サマンサのメンズブランド。ビジネスやカジュアル、バッグだけでなく小物も扱っている。
「サマンサ・シルヴァ」
シルバーのアクセサリー専門のブランド。
「サマンサ・ティアラ」
リッチでトレンド感のあるジュエリーブランド。
「サマンサタバサ・プチチョイス」
財布やポーチを専門に取り扱うブランド。
「UNDER25 Samantha Thavasa」「No.7 Samantha Thavasa」
ゴルフウェア専門のブランド。
「サマンサタバサ アニバーサリー」
マグカップやランチボックスなどギフトとして贈れるグッズブランド。
「ジャストマッチフォーサマンサタバサ」
働く女性に向けた靴のブランド。なんと左右別々のサイズの靴を選べるらしい。
「Sweet サマンサタバサ」
ドーナツやエクレアなどのスイーツを取り扱っている。面白い!
「カラーズ by ジェニファースカイ」
カラフルな色合いの製品を3つの価格帯で販売しているブランド。
「LAPLUME(ラプリュム)」
こちらは少々高級なブランド。日本国内の腕のいい職人さんが作り上げているこだわり派ブランドだ。