VAIOは今はSONYの製品ではないってことは意外と知られていない。

VAIOは以前はSONYが販売していたパソコンの名称だった。
SONYが1996年～2014年6月まで販売し、その後の2014年7月からはVAIO株式会社によって販売されている。

そのため現在ではSONYの製品ではないが、登録商標は今でもSONYが持っている。

しかし販売している会社はVAIO株式会社の製品なので、台湾製の製品でもVAIOという名称をつけた製品などがある。

VAIOと名称をブランド化させる事に現在では成功していて、SONYから独立する前後は赤字だったVAIOだが、現在は黒字に転換している。

そんな業績が好調のVAIO製品についての情報をまとめてみた。

VAIO製品について

現在VAIOブランドで販売している製品はノートパソコン（タブレット）、スマートフォンがある。

ノートパソコン

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Z LINEシリーズ

2016年春モデル（2016年2月発売）

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VAIO ZシリーズはモンスターPCを標榜し、「Z ENGINE」と呼ばれる独自の設計思想に基づいた技術を開発、採用し、圧倒的な性能を誇っている。

また搭載されているCPUやグラフィックボードも最上位の製品を使用しており、ユーザーの使いやすさを追求し、ある意味で究極の高性能マシンと言えるだろう。

このシリーズのVAIO Z Canvasモデルは、ノートパソコンのモニターが分離し、キーボード部分（本体）と、離して使うことが出来る上、モニター部分はタブレットとしても動作する。

S LINEシリーズ

Sシリーズはモニターのサイズに拠って以下の3タイプに分かれている。

S11：ビジネス全方位コンパクト（11.6型ワイド）
S13：ビジネスストレスフリー（13.3型ワイド）
S15：ビジネス＆クリエイション（15.5型ワイド）

性能としては、CPUには第6世代のインテルCoreプロセッサー、ストレージにはPCIe対応第2世代ハイスピードSSDを搭載。内蔵バッテリーのみで連続15時間稼働できるなどの特徴がある。

また、2016年3月には、ディズニーキャラクターが描かれた天板を選択できるようになるなど、新しいニーズに応えられる様な製品ラインナップになっている。

スマートフォン

VAIO phone Biz

VAIOが販売しているスマートフォンのVAIO phone Bizは、AndroidでもiOSでもなく、Windows 10 MobileをOSとして採用しているWindows Phoneだ。

Windowsを採用しているため、パソコンとの相性は言うまでもなく、ビジネスで利用するには、Office製品が問題なく使うことが出来るなど、利点はかなり多い。

更にSIMフリーのため、通信会社を問わず何処のキャリアを使うのも自由だ。世間的にはマイナーな扱いのWindowsを搭載したスマートフォンだが、ビジネスシーンではかなり利便性が高い。

ビジネスでスマートフォンの利用を考えて製品を探すのであれば、Windows Phoneは実はかなり役に立つスマートフォンなので、検討対象にするべきアイテムだと言える。

問い合わせ先

VAIO製品を使っていて、何かトラブルが起きた時に連絡をする問い合わせ先だが、VAIOの場合事情が他のメーカーとは少し違うので注意が必要だ。

前日した通り、VAIOは元々SONYから販売されていたのだが、現在は独立したVAIO株式会社が開発や販売を行っている。そのため同じVAIOと名前がついているパソコンでも、SONY社製のVAIOについて、現在のVAIO株式会社に問い合わせても、会社が違うため対応はしてもらえない。

現在自分が使用しているVAIOに「SONY」ロゴがある場合は、「ソニー株式会社 VAIOカスタマーリンク使い方相談窓口」へ問い合わせなければいけない。

ソニー株式会社 VAIOカスタマーリンク使い方相談窓口
フリーダイヤル： 0120-60-3399
携帯電話、PHS、一部のIP電話から：050-3754-9677
受付時間：月～金：9:00～18:00
土・日・祝日：9:00～17:00
現行のVAIO製品（SONYのロゴがないもの）の問い合わせ先
VAIOサポートセンターパソコンサポート窓口
フリーダイヤル：0120-810-997（通話料無料）
携帯電話・PHS、上記番号につながらない場合：03-6420-3185（通話料有料）
受付時間：月～金：9：00～18：00
土・日・祝日：9：00～17：00
※システムメンテナンス、当社指定休日を除く