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毎年11月の酉の日に開かれる祭り、それが酉の市だ。
 
酉の祭(とりのまち)、大酉祭(おおとりまつり)、お酉様(おとりさま)と言われることもある。
 
祭りの内容は、あの熊手を威勢よく売ったり買ったりする光景をテレビなどで見たことがある人も多いと思うが、縁起ものがたくさんついた縁起熊手の売買が有名で、新しい年の開運招福、商売繁盛を願う祭りとして長年この時期に鳴門催され、親しまれている。
 
そんな晩秋の風物詩である酉の市についての情報だ。

三の酉

酉の日(とりのひ)は、毎日を干支である十二支に当てはめて数えて「酉」に当たる日のことだ。

 

だからこれは、12日毎にやってくるが、11月1日が何の日になっているかで、その年の11月に酉の日が何度あるかが変わってくる。

 

2回の時もあれば3回の年もあるが、初酉を「一の酉」、次を「二の酉」、3番目を「三の酉」と言う。また「三の酉」まである年は火事が多いとの俗説が有名で、三の酉まである年は、歳末にかけて火の用心が謳われ、熊手商の多くは縁起熊手に「火の用心」のシールを貼って売っていたりする。

 

今年2016年は二の酉までしかないので、火事の心配は少なくて済むかも、と考えたりするかもしれないが、1年おき程度に三の酉はやってくるので、特に珍しいものでもないのだ。

酉の市で知られる寺社

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毎年あちこちの神社で酉の市が開催されるが、特に有名な寺社には以下のものだろう。

・大鷲神社(東京都足立区) ※江戸酉の市の発祥の神社
・鷲神社(東京都台東区) ※日本最大の酉の市
・酉の寺・長國寺(東京都台東区)※浅草酉の市の発祥の寺
・花園神社(東京都新宿区) ※関東三大酉の市のひとつ
・大國魂神社(東京都府中市) ※関東三大酉の市のひとつ
・市守大鳥神社(東京都八王子市)
・練馬大鳥神社(東京都練馬区)
・金刀比羅大鷲神社(神奈川県横浜市)
・大鳥大社(大阪府堺市西区)
・大安寺(静岡県浜松市中区)
・素盞男神社(名古屋市中村区)
・長福寺(名古屋市中区)
・常陸鴻巣鷲神社(茨城県那珂市鴻巣)

縁起熊手の買い方

熊手にはちょっと変わった買い物方法がある。これが実践できるようになると、ある意味「大人」と言えるかもしれない(笑)しかし昔ながらの「粋」な買い方なので、一度実践してみる周りの見る目が変わってくるだろう。

買い物の仕方

・まずどれくらいの予算のもを買うのかは予め決めておいて、その金額に見合ったもの、そして気に入った熊手を探す

・次にその熊手商の人に値段を訊こう
・幾らだって言われたら、そこからがスタートだ
・いきなり値切り交渉開始
・まけてくれたら、更に値切る
・それを繰り返し、自分が納得行く値段まで値切れたら代金を支払う

※ここでポイント!
支払う代金は最初に熊手商が提示した額を払う。当然値切ったので差額が発生するが、それはご祝儀ということにして相手に渡すのだ。このやりとりによって売った方も買った方も気分よく熊手を購入することが出来る。これが粋な買い方だ。
もちろん差額を全部払わなくてもいいし、値引きされた額だけ支払っておつりを受け取らない、値引きされたままの代金しか払わない、などどういう風に買ってももちろん構わない。ただこういったものは縁起物なので、ケチったりせずに気前よく買い物をしたいと言うものだ。
今年の酉の市に出かけるのであれば、是非ともかっこよく、気前よく、縁起熊手を購入してみてはどうだろう。

 

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