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「なぁ君、そう早まるな。石の上にも50年というじゃないか・・・。」
「部長、パワハラです。」

さすがにこんな間違いをしてしまう人はいないと思うが、うろ覚えのことわざをどうしても言いたくなる場面に出くわす時がある。できれば、いいタイミングで「かまずに、間違えずに」カッコよく言いたいものだ。

 

そこで、このページでは「覚えておきたいことわざベスト10」を覚えやすくするために少々イジりながら紹介していくが、それが逆に覚えにくいかもしれない。

覚えておきたいことわざベスト10

①弘法、筆を選ばず。(こうぼう、ふでをえらばず。)

弘法大師はどんなひどい筆でも美しい字を書くんだぞ・・・。だから、物や人のせいにしちゃいかんよ。己の努力が足りないことを真摯に受け止めなさい。

こんな意味を持ったことわざだ。

だが、本当に弘法大師は筆を選ばなかったのかは不明だ。「プロなら絶対にいい筆選んでるでしょ!」

②怒りは敵と思え ( いかりはてきとおもえ )

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徳川家康が残した言葉だ。

怒りを持って相手と接すれば、相手も怒り、その怒りは自分に跳ね返ってくる。

そういう意味だ。

たしかに、怒りの感情は時間を無駄にする。相手に怒りをぶつけるかどうかは別にして、自分自身が怒っている時間は実にもったいない。「まあいいや。」とすぐに頭を切り替えて生きていられれば常に幸せだ。

③起きて半畳寝て一畳(おきてはんじょうねていちじょう)

必要以上の贅沢を望むんじゃないぞ。どんなに大きな豪邸に住んでいようと、どんなに地位が高くなろうと、立ち上がれば半畳、寝転がったとしても1畳分の大きさがあれば事足りる存在なんだぞ。

こんな意味だ。

寝相が悪い人は3畳くらい必要かもしれない。

④三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)

文殊とは仏教で登場する菩薩の一人。知恵を司る菩薩さまだ。

つまり、凡人が3人集まれば文殊菩薩に匹敵するような知恵が生まれるぞ。

そういうことだ。

三人寄れば、上司の悪口。それもまた楽しい。

⑤立つ鳥跡を濁さず (たつとりあとをにごさず)

鳥が飛び立った後の水辺は、濁らずに綺麗だということだ。

彼氏・彼女と別れるなら、未練を残さずさわやかに・・・そんなイメージだろうか。

しかし、鳥が水面から飛び出す時は、なぜ濁らないのだろうか?本当だろうか?

さらに言えば、濁らないとしても波は立つ・・・。まあいいか。

⑥口は災いのもと ( くちはわざわいのもと )

不用意な発言は災いをもたらす。

あまり、他人の悪口や批判を言っていると、自分自身に災難がふりかかるぞ。

そんな意味だ。

ただし、ただ黙って我慢するのは身体に毒だ。そんな時は海に向かって「バカヤロー!」って叫ぶのはいかが?と提案しようと思ったが、実際は恥ずかしくって言えないのが現実。

⑦後悔先に立たず ( こうかいさきにたたず )

後になって、ああしとけばよかったのにと悔やんでも時すでに遅し。

後悔のないように1日1日を大切に過ごしなさい。そういう教訓だ。

電車に乗っている時の「も、もれそう・・・。」だけは、防ぎようがない。

⑧沈黙は金、雄弁は銀(ちんもくはきん、ゆうべんはぎん)

雄弁に語るよりも黙っていることの方が、価値がある。

あれこれしゃべってボロを出すくらいなら、黙っていた方が有利になることがある。そんな意味だ。

彼女「昨日の夜はどこに行ってたの?」彼氏「・・・・・・・・・・。」彼女「言えないのね。なるほど。」

⑨百聞は一見に如かず (ひゃくぶんはいっけんにしかず)

100回聞くよりも、1度自分の目で見た方がよほど理解が深まる。

そのような意味だ。

100回も質問される側の気持ちを考えると・・・腹が立つ。頼むから1回見に行ってくれ。

⑩艱難汝を玉にす (かんなんなんじをたまにす)

玉とは宝の意味。荒々しい原石も磨けば宝玉となる。

艱難とは「試練や苦難」の意で、試練を乗り越えていくことで人間は立派に成長していく。

そういう意味だ。

100回質問されても、耐えるのだ。


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