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「無料 音楽」というタイトルで記事を書いてみようと考えた。
 
そこで私はいつも通り、そのタイトルで検索を掛け、そのタイトルで記事を書くために情報や資料を集めていた。
 
しかし、記事を書くことについて、最低限決められたルールがある。その1つが「違法性のないもの」だ。
 
違法性がなく、しかも無料で音楽を聞くにはどうすればいいか。
 
大体「無料 音楽」などといキーワードで検索をすると、そこに出てくるものは、無料の音楽ダウンロードサイトは何処か無料動画サイトからダウンロードするには、どんなアプリを使えばいいのかなど、そんなサイトばかりヒットする。
 
無料で音楽をダウンロードすることは、それ自体が違法行為だし無料動画サイトの動画をダウンロードしてオフラインで再生することは禁じている。
 

検索すれば、そのどちらにもちゃんと答えを出してくれているサイトが沢山ヒットするし、AndroidやiPhoneなどのスマートフォンを使っているのであれば、Google PlayやiTunes storeで探せば、目当てのアプリも簡単に見つけられるだろう。

 

しかし、その内容で記事を書くことは出来ないのだ。曲を短時間視聴するだけのサイトやアプリを紹介しても、誰も満足しない。弱った……。

音楽を無料で聞くことについて

実は私はプロの作曲家としての1面がある。これまでに数多くの曲を書いてきた。その著作者としての立場から音楽を無料で聞くことについて、個人的な意見を述べてみようと思う。

 

曲を書く事は仕事であり、依頼を受けてその仕事をこなすのだが、契約の内容によって私が著作権を保持する場合と、著作権ごと売り切ってしまうパターンの2種類がある。

 

前者の場合は私が自分のために曲を書いたりする場合は殆どがそうであって、後者の場合は、例えばゲーム音楽などを作曲した際に、割りとよくある契約だったりする。

 

著作権ごと売り切ってしまう場合は、その音楽を担当したゲームが大ヒットしようが大失敗しようが関係なく、契約に基づいた代金が支払われて終わる事が多い。

 

もっともロイヤリティを付けた契約をすれば、ゲームが売れた割合に応じてロイヤリティを支払ってくれる契約もあるので、その全てが曲を書いて相手に渡して終わり、というわけでもないのだが。

 

それはともかく、要するにどのような形であっても、書いた曲が世に出れば、誰かが何らかの機会にそれを耳にするわけで、その機会において、無料でその音楽を聞いたのか、何かしらの代金(例えばゲームを購入したなど)を支払って聞いたのか、の違いが出てくる。

 

この時にその曲を作った著作者である私は、その違いをどう思うか。はっきり言えば、私の書いた曲を聞いてくれてありがとう、としか思わないのだ。どうして対価を払わずに無料で私の書いた曲を勝手に聞いたりするんだ?などとは、全く思わない。

 

何がきっかけで私の書いた曲と巡りあったのかはわからないが、自分が魂を削って頑張って書いた曲を聞いてくれて、それが好きとか嫌いとか感じてくれたら、私はそれだけで満足出来る。

 

もちろん、その曲に対して対価を払っても良いと思ってもらえれば、作曲家冥利に尽きるというものだ。しかし、これはあくまでも私個人の意見であって、他の著作者はどう思うかは知らないが、誰の耳にも触れること無く消えていく事に比べたら、何を言われようが聞いてくれたことに対する感謝しかないのだ。

 

何が言いたいのかと言うと、無料であれ有料であれ、その曲を書いた人間には然程影響はない、と言うこと。しかし、音楽を世間に流通させるには当然莫大な金額の資金が要る。

 

それがないと誰の耳にも触れることなく、死ぬ気で作った曲が消えていってしまうことになってしまうのだ。つまり1つの曲を世の中に広めていくには、作曲をする人以外にも多くの人間がそこに携わっているわけで、その人達の仕事に対する対価を当然支払わなければならない。
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前述したように私は自分の書いた曲を聞いてもらえれば満足出来るが、私の曲を流通させる人は、殆どの人がそんなことは全く関係がない。自分の仕事に対する報酬があればそれで報われるのだ。

 

その報酬を発生させるために、CDには値段が付いているし、音楽は著作権で守られている。著作権という印税が著作者に渡れば、著作者はそのお金で機材を購入したり、スタッフに給料を払ったりして、また新しい音楽をクリエイトする。

 

もちろん生活もしなければならない。それが作曲をする人間の仕事なのだから、当然仕事に対する対価は支払われるべきだ。だた、お金を得ることと音楽を作る事は別の次元のものだ、と言うことを理解してもらえると有り難い。

 

要するに、無料で音楽を聞いても貰っても全然構わないのだが、全てが無料で済むようになってしまうと、余程資産家で金なんて要らないと言う様な人にしか、音楽を作ったりすることは出来なくなる、と言うことだ。

 

無料で音楽を聞く事は作曲者を殺すに匹敵する、と言っても過言ではない。だから、例えば10曲音楽を聞く機会があるのなら、その全てとは言わない、1つや2つにはなんらかの形で代償を支払って聞いて欲しいと思う。課金して曲をダウンロードしたり、そのアーティストのライブに行くとか、CDを買うのだってもちろん良い。
無料で音楽を聞くことで、それが新しい音楽との出会いになるのならば、それは素敵な事だと思う。そしてどんどん新しい音楽に触れて、音楽が好きになって、そしてちゃんと対価を払ってその音楽を評価してあげてほしいと私は思うのだ。

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