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久しぶりに一人で日光へ。
 
これからの人生、どんな風に進んでいこうか考えることが目的の旅だ。頭の中を整理するには自然の中でリラックスするのが一番だ。
 
さて、そんな目的を持ちつつちゃっかり観光もしてきたので日記を残させていただこう。

金谷ホテルユーコン

IMG_7112まず最初に目指したのは中禅寺湖だ。

中禅寺湖のほとりにある静かなカフェなら本を読んだりするのは最高だろうと思い、とりあえず目的もなく走った。

 

中禅寺湖を周回する道を車で走っていると右手に丘にも避暑地のカフェらしき建物が。

そこには「金谷ホテル ユーコン」の看板が。

 

あの有名な金谷ホテルさんがやっているカフェだ。

気づくとすぐ横には中禅寺金谷ホテルがあり「どうせなら泊まりたいなぁ。」と思ったが、とりあえずは腹ごしらえ。

 

私が注文したのは「カナディアンサンド」スモークサーモンや新鮮野菜が入ったこの雰囲気のカフェにふさわしい食べ物だ。

 

不覚にも写真を撮り忘れているのだが、このカナディアンサンド。単なるサンドイッチなどと侮ってはいけない。サーモンから出る旨味とソースとの絶妙な味わい、そして丁度いい感じでしっとりしているクロワッサン風のパンにサンドされているのだが、完璧だ。

 

サンドイッチをそんなに食べる方ではないので、私が評価するのはおこがましいのだが、今まで食べたサンドイッチの中で一番うまい。日光の自然の中で食べるからとか、おしゃれな雰囲気で食べてるから・・・そんな理由ではない。純粋にめちゃくちゃうまいのだ。

結局泊まりたくなっちゃた。星の宿

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IMG_7116カフェでお茶しながら本で読み、少しドライブでもして帰ろうと思ってきたのだが、やはり金谷ホテルの横でお茶をしていると、たまにはゆっくり温泉でも浸かりたいなぁ・・・などと考えてしまうものだ。

 

そこでスマホでじゃらんのアプリを開き日光のホテルを検索。

残念ながら金谷ホテルさんはなかなかのいいお値段にもかかわらず満室。残り1室!「星の宿」とあったのでそちらをチェック。

 

すると、露天温泉もあり料理もかなりゴージャスな感じだ。

消費税込みで30000円ちょい・・・ん〜突然泊まるには贅沢すぎやしないかぁ・・・と少々ためらったがえーい!と予約。

 

結果オーライ。最高の宿だった。

 

入るタイミングが良かったのかその日はお風呂はほぼ貸切状態。入ってきたのは品の良さそうなフランス人風のおじいちゃん一人。そしてもちろんいい湯だった。

 

さらに料理がすごい。

IMG_7122一人で食べるのが恥ずかしいくらい豪勢で、家族に申し訳ない気持ちも覚えるほどだ。

 

面白いのは湯葉をその場で作れるところだ。

四角い鍋に豆乳が入っており、火をつけてしばらく経つと湯葉が表面にできる。そいつを箸でつまみ、特製のタレにつけて食べるのだ。

 

湯葉を3枚ほど取ったあと、にがりを入れる。ゆっくりかき混ぜしばらく経つと、おぼろ豆腐の完成だ。自分で湯葉と豆腐が作れるなんて初めての経験だ。

IMG_7127そして、朝ごはんもまた格別。

日光名物のたまり漬や珍しい鮎の干物で上品な朝食を堪能することができる。

奥日光の温泉・憾満ヶ淵

星の宿で一泊させていただいた翌日は、せっかくなので観光へ。

 

車を奥日光の方角へ走らせていくと憾満ヶ淵はこちらの看板が出てきたので、よくわからないまま向かう。スマホで調べるとどうやらそこはたくさんのお地蔵さんが並ぶ観光地のようだ。なにやらミステリーもあるそうで、お地蔵さんの数を行きと帰りで数えると数が合わないらしい。

 

IMG_7128到着すると、あいにくの大雨。山の天気は変わりやすいとはよく言ったものだ。でもせっかく来たので折りたたみ笠を開き途中まで先に進むことに。

 

左手にお地蔵さんがズラーッと並び、右手には清流が流れる。確かにここは霊的な何かがあっても不思議ではない。静寂の中に川の流れる音と雨が木の葉を叩く音だけが響く。

 

雨の日に行けたことがかえってよかったかもしれない。

余計な音はかき消され、小屋で雨宿りしながらなんとなく座っていたのだが、こんなこと都会では絶対に経験できないからだ。雨に感謝。

 

その後は戦場ヶ原を両手にしながら奥日光に向かう。戦場ヶ原は本当に不思議な地形だと思う。こんなに山に囲まれた地になぜそのような平らな原っぱができたのだろう。

 

さて、奥日光に着いたのだがまだ雨は降り続けている。

笑ってしまうほども大雨だ。

 

そこで、また温泉でも入ろうかと「日帰り温泉」と書かれたホテル「高原ホテル」さんにお邪魔することに。

たった800円で名湯に入れるんだから「日本に生まれてよかった〜!」って感じだ。

 

風呂場にいくと、内風呂と露天風呂に分かれている。

外は雨、露天に入りたいけどどうしよう。だが、少しだけ屋根が突き出ているのを発見。露天には入ることに。

 

泉質は白濁した濁り湯。「ザ温泉」だ。後で知ったのだが、奥日光の温泉は日本で4番目に濃い温泉だそうだ。確かに硫黄に香りが強烈で家に帰ってきてから自宅の風呂に入るまで体についた匂いは消えなかった。

 

その露天風呂は森林の中にある。白樺やコナラの木々のに囲まれた美しい森の中でお風呂に入れるのだ。

しばらく浸かっていると、なにやら動物が見える。

 

猿だ。

 

お腹に赤ちゃんを抱えた母ザルが歩いている。「おっ!ラッキー!」温泉に入りながら野生の猿を見るなんて経験はそうはできるものではない。

 

ところがそこからがすごい。

最初の母猿と小猿は先頭を歩いているだけだったのだ。

 

次から次へと猿が現れ、いつの間にか温泉は猿の群衆に包囲された状態に。多分100匹近くはいたのではないだろうか。

 

ふと気づくと私の頭上の屋根にもデカイ猿が。ちょっと恐怖を抱いたが、素晴らしい経験をさせてもらった。

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コメント1件

  • 日光星の宿 | 2016.08.21 16:02

    このたびは日光星の宿にご宿泊いただき、ありがとうございました。
    日光とまた当館にもご満足いただけたようで、安心いたしました。
    二社一寺で有名な日光ですが、豊かな自然と水に恵まれた避暑地でもございます。
    ぜひ次回はご家族とごいっしょに、異なる季節にお越しくださいませ。

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