ロレックスは腕時計のキングだ。
世界で最も有名な腕時計として長年にわたりその座に君臨する「ロレックス」。
その他にも高級腕時計ブランドはいくつもあるが、「高級腕時計といえば？」の質問に真っ先に答えが返ってくるブランドはやはりロレックスだ。
仕事、スポーツ、カジュアル。あらゆる場面で最高峰の名を欲しいままにしているロレックスだが、その中でも人気のモデル３機種についてこのページでは詳しく解説していく。ロレックスを購入する前に是非チェックしていただき、その本当の価値を知識と一緒に購入してほしい。
1. ロレックス デイトナで人生を加速させよ！
ロレックスの中でもロレックス デイトナは異彩を放っている時計だ。
正式名称を「コスモグラフ・デイトナ」
ロレックスでは唯一のクロノグラフであるそれは一分一秒が勝負を決める世界、モータースポーツで戦うレーサーのために1963年に発表された。
ロレックス・デイトナの名称はアメリカにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにちなむとされている。ベゼルにはタキメーター（距離と速度を算出出来る計算尺）が刻まれ、スポーツモデルらしくブラックを基調とした視認性の良いダイアルをもっていた。
またロレックス デイトナは俳優でレーサーとしても活躍していたポール・ニューマンが愛用してたと言うことでも人気が高いモデルである。なんといってもロレックス デイトナのかっこよさはそのダイアル。ベゼルに刻まれたタキメーターにダイアルの中に設けられたストップウォッチ機能などのインダイアルが強烈にスポーツモデルを主張している。
初期モデルはオイスターケースと銘打たれていないがオイスターケース（防水）になってからは、ますます機能に磨きがかかり、手巻きムーブメントから自動巻きムーブメントを搭載時にはムーブメントをゼニスの名ムーブメント、エル・プリメロを搭載しさらに機能を高めた。時代を経てますます進化するその機能性、それだけのヒストリーとメカを搭載した時計を嵌める事により己の人生が加速する。
2. ロレックス サブマリーナで大航海時代を制覇せよ！
スポンサードリンク
ロレックス サブマリーナーはロレックスのスポーツモデルの中でも一番の人気モデルだ。
そもそもロレックスは高級機械式腕時計メーカーと思われているが、実はワーカー、ビジネスマンのための腕時計メーカーである。創始者ウィルスドルフがセールスマン時代に当時の懐中時計より利便性を図ったものは出来ないかと思いついたのが発端で、防水性にすぐれたオイスターケースや日付の変わるデイトジャスト機能などはそういうビジネスマンの発想として生まれたもの。
当時の時計は防水などまったく考えられていなかったが、ロレックスのオイスターケースはまるで牡蠣（オイスター）が口をしっかり閉じている様のように水を防ぐとして、ドーバー海峡水泳横断に挑戦した、メルセデス・グライツがロレックス・オイスターパーペチュアルを着用してその機能性を実証して見せた。
ロレックス サブマリーナーもその血を受け継いでいる。それに従事する人のために創造されたツールなのである。だから磨かれたツールとしてのかっこよさが男の本能に訴えかけるのだ。中でもロレックス サブマリーナーは潜水士が使用することを想定した機能を盛り込むことでツールとしての凄みを秘めながらもそのデザインの普遍性で通常にも使えるフェイスをもっている。まさに現代の大航海時代を制覇するのにピッタリな1本だ。
3. ロレックス エクスプローラーで世界を冒険せよ！
ロレックス エクスプローラーはサブマリーナーと人気を二分するロレックスだ。
ヒマラヤに挑戦する登山家が愛好したロレックスの腕時計。その血筋を受け継いだのがロレックス エクスプローラーだ。その名のとおりまさにエクスプローラー、探検家が使うツールとして、一見普通の腕時計のようなルックを持ちながら、視認性のよい黒いダイヤルに視認性がよい白いアラビア数字の3、6、9、12時の位置には逆三角を配したシンプルなレイアウト。
また堅牢なオイスターケースとねじ込み式リューズによる高い気密性は玄人好みな腕時計としてその地位は揺るがない。一説によるとエベレスト初登頂に成功したヒラリー卿がその腕にしていたのはロレックス エクスプローラーだったという話はそのまま伝説として、エクスプローラーの凄さを表現しているように思う。
最新のロレックス エクスプローラーはルックはそのままに数々の進化が計られ、トゥインロックリューズによる2重密閉構造、ムーブメントの衝撃耐久性を高めるパラフレックスという機能など、他のモデルでも使用されている強靭な合金904Lステンレススチールを使用し、様々な耐久テストを施されたロレックス エクスプローラーは伝統と進化の融合もまた男の冒険心をそそられる。
まさに使う場所を選ばない男のツールとして、都会と言うジャングルを探検するのにぴったりな腕時計では無いだろうか。
