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私が普段使っているノートパソコンはbootcampというシステムが入っており、1台のMacでmacOSとwindowを切り替えることができるようになっている。普段はMacを多用するのだが、Windowsユーザとやり取りする際にどうしてもWindowsの方が効率がいい作業が出てくる。

そのために一応Bootcampを入れているのだ。

しかし、たまにWindowsを開くと実はものすごく戸惑う。あまりにMacと違うからだ。見た目も違えばキーボードに位置さだって変わってくる。

まるで目隠ししながらグローブをつけてキーボードを打っているような感覚だ。

しかもだ・・・。

Windows側にはWindows10がインストールされているのだが、解明するまで意味がわからなかった。

ブラウザが「Microsoft Edge」というものになっている。「あれ?WindowsってInternet Explorerじゃなかったっけ?」とハテナマークが点灯していた。

しかし、「まぁいいや。名前が変わった程度でしょ。」と気にはなるものの流していたのだ。

しかし、やはり使い勝手に慣れずInternet Explorerに戻すにはどうしたらいいのか?と検索していたら、驚くべき事実が発覚した。

なんと、「Internet Explorerも入っているよ。」という事実だ。

そうWindows10には「Internet Explorer」と「Edge」の両方が入っているのだ。ただデフォルトで使用するとEdgeが立ち上がるため今まで気づかなかったようだ。

しかし、なぜInternet ExplorerとEdgeの二つを入れる必要があるのか、またなぜEdgeなるものが現れたのか、そこら辺が気になり、少し調べてみた。

調べると非常に難しい解説が多かったので、このページではできるだけ簡単な言葉に変えてお伝えしたいと思う。

「Internet Explorer」と「Edge」の違い。

「Internet Explorer」と「Edge」の違いを説明する前に、マイクロソフトのサポートポリシーの説明をしておいた方が良さそうだ。なぜなら、それがきっかけとなってこのような現象が生まれているからである。

マイクロソフトサポートポリシー

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2016年の1月を持って、サポート体制がガラッと変わったのだ。
今までは2017年の4月まではVistaに関しては「IE7」〜「IE9」まで、7に関しては「IE8」〜「
11」までとしていたのだが、方針転換をしてきたのだ。

理由は後で書くとして、結果的にどう方針が変わったかというと以下の表のようになったのだ。

windows vistaIE9のみ
Windows7IE11のみ
Windows8.1IE11のみ

要するに「そのOSにインストールできるIEの中で最も新しいIEしかサポートしませんよ。」ということだ。

 

そしてその理由は以下の通りだ。

 

1、ウイルスなどの攻撃から最も最新のセキュリティで守るため。

2、WEB開発者が複数のブラウザごとに作り込んだり、チェックする手間を省くため。

3、最新の技術をブラウザで実行するには、やはりIEも最新でなくてはならないから。

全てごもっともな理由だ。特に2番目のWEB開発者の手間が省けるという考え方は非常に助かる。「このブラウザだとデザインが崩れる。どうしよう。」こんな悩みがなくなるということだ。

全てのユーザーに最新のテクノロジーを

どれも大事な理由だが、スマホなどの普及によって互換性を最も重要視しているのではないかと思う。

「パソコンでは開けるけど、スマホでは開けない」こうような「マイクロソフトって、微妙じゃない?」なんていう声をできる限り減らしていくことと同時に「やっぱりマイクロソフトはすごい」と思わせたいOSの王様故の変更ではないだろうか。

 

例えば、WEB Font。

WEB Fontというのは、こういうことだ。

 

WEBサイトの制作者が「かわいいイメージのフォントで見出しを表示させたい。」と一生懸命にかわいいフォントでサイトを作る。

 

しかし、ブラウザにそのフォントがインストールされていない場合はそのフォントで表示されない。そこで、そのサイトの情報が保存されているサーバーにフォントを入れておき、閲覧される度にフォントの情報も一緒にダウンロードさせるような仕組みだ。

 

つまり、ユーザーの環境に頼らずフォントを伝えることができるのだ。

しかし、そのWEBフォントも古いブラウザだと対応していないため、いくらサーバーからかわいいフォントを送っても正しく表示してくれない。

「だから皆さん、最新のIEにしてくださいね。」ということだ。

 

で、EdgeとInternet Explorerの違いは?

さて、ここからが本題だが、もうここまででマイクロソフトが今何を考えているかがわかってきたはずだ。

つまり、ユーザー全てが最新の技術を分け隔てなく利用できる世界にしようではないかということだ。

 

それがEdgeにつながるのだ。

 

Egdeは端的に説明するとこんなブラウザだ。

 

「その他のブラウザと完全に互換するブラウザ。」

 

そういうことだ。

 

CromeもsafariもfirefoxもInternet Explorerもだ。

 

このEdgeはどのように作られているかというとまずは「Internet Explorer独自の技術を全て削除」。そして「その他safariなどのブラウザ独自の技術を全て入れ込む」。

 

こうすることで、全てのブラウザと互換性に優れた新しいブラウザが誕生したのだ。

これで「あれ?safariではちゃんと表示されるのに、Internet Explorerでは表されない。」なんて現象はなくなるのだ。

Internet Explorerの最新版をインストール

最後に、もしあなたのPCがまだ最新版のInternet Explorerでないのであれば、できるだけ早めに最新のものをインストールしておいたほうがいい。ちなみに2016年6月現在の最新バージョンはInternet Explorer11だ。

Internet Explorer10との違いはそこまであるわけではないが、セキュリティ面が向上しているので早めにアップデーとすることをおすすめする。

いざという時にサポートを受けることもできないし、そもそもセキュリティ上あまり良くない。また、最新のWEBの技術の恩恵を受けようではないか。

 

ということで、IEダウンロードページへアクセス。

ここからお使いのWindowsの最新バージョンをダウンロードしインストールしておこう。

Internet Explorer11がダウンロードできない場合の対処法

Internet Explorer11をダウンロードし、インストールを開始すると、自動的に必要なコンポーネントを先にインストールしようとする。

 

しかし、このコンポーネント(部品のようなもの)のインストールがうまくされないと、Internet Explorer11自体もインストールできなくなるという現象が起きる。

 

その場合、そのコンポーネントを手動でインストールする必要がある。

こちらのリンクから必要なコンポーネントを選択し、手動でインストールし再度Internet Explorer11のインストールを試みてみよう。

internet Explorer11の日本語化

internet Explorer11をインストールした際、どこかで操作ミスがあった場合に言語が英語表示になってしまう場合がある。そんな時は言語パックをインストールしよう。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40904

↑コチラにアクセスし以下の言語パックをインストールし再起動をかければ日本語化できるはずだ。

IE11-Windows6.1-LanguagePack-x64-ja-jp.msu

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コメント1件

  • 渡辺 征 | 2016.07.07 14:21

    internet explorerに不具合があるのかメールが読めない

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