実は今回、友人のMさんに記事を書いていただけないかとお願いしてみた。
パソコン周辺のことやインターネットのこと、そのほか色々な分野に精通している物知りな人物だ。
お願いすると、すぐに快くOKしていただいたのだ。
記事のお題は「インターネット」だ。
知っているようで、いまいちちゃんと説明できない「インターネット」について書いていただくことにした。
そして、子供でも理解できるような言葉で説明してほしいと依頼もしておいた。
それはなぜかって?
私にも理解できる文章でないと良いか悪いかわからないからだ・・・。
さて、ここからがMさんの本文だ。
速度テスト(スピードテスト)についても書いてもらったぞ!
インターネットって?
さて、インターネットについての記事か・・・・
インターネットについて記事を書こうと思うのだが、何について書けば役立つ情報になるのか、私は小一時間悩んだ。
まずはインターネットというものがどういうものなのか、その辺り等を含め出来るだけ分かりやすく、特に初心者向けに説明していこうと思う。
インターネット、ネットっと普段は略して呼んでいると思うが、どういう仕組みになっているのか知ってるだろうか?
凄く簡単にまとめて言うと、PC(パーソナルコンピュータ)を2台並べているとする。この2台のPCを繋いで、片方からもう一方のPCのデータにアクセスして、その内容を見るとする。
これがインターネットの一番小さい規模だと考えても間違いではない。
実際には別の呼び方をするが、動作としてはこれが基本になる。
このコンピューターが世界中にあって、目の前のPCとアメリカのどこかにコンピューターと接続して、そこにあるデータを見る。このデータがホームページだと思えば分かりやすいかもしれない。
今使っているPCでどこかのホームページを見るということは、あなたの使っているPCと、そのホームページを公開しているコンピューターが繋がっている、ということだ。
これは、別にPCとPCが繋がることがインターネットと言うわけではない。今、この記事を読んでいるのが、スマートフォンだとしたら、スマートフォンとこの記事が登録されているコンピューターが接続されて、そのスマートフォン上に表示されているのだ。
そのPCやスマートフォンの中にこの記事が入ってるわけではない。ネット回線を通じて、その画面上にデータが表示されているのだ。これがインターネットである。
もちろんそのデータを表示させるためには様々な技術を介してるわけだが、今回はその説明はしない方がいいだろう。ただただ・・・難しく眠たい話だからだ。
興味があれば検索してみればいいだろう。
速度について
さて、PCでもスマートフォンでも構わないが、例えばyoutubeのような動画サイトを見ようと思った時、繋がらない、中々開かない、または開いても動作が遅い、等という経験をしたことがあると思う。
ここには様々な要因があるのだが、一番最初に気にする点は回線速度というやつだ。
インターネットをする時にどういう回線を使っているかは、人それぞれ違うだろうが。大別すると、家の中でネット回線を使っているか、スマートフォン等の携帯電話回線を使っているかに分かれるだろう。
最近は家庭用ネット回線は光回線が主流になってきているため、高速でインターネットを使うことが出来るようになってきた。
またスマートフォンでもLTE等の新しい技術が出来てきて高速化しているが、データー容量に制限があり、一定量を超えると通信速度に制限が掛かり、非常に遅くなったり、目的のサイトに繋がらないといったことが出てくる。
どうして速度を制限されると、インターネットが遅くなるのか。
インターネットは前述したように、何処かと何処かのコンピューターを繋いでデータのやり取りをするのだが、この時そのコンピューター同士はどういう動作をしているのかを、まず解説してみよう。
AとBというPCがあったとする。AはあなたのPCやスマートフォンだと思えばいい。Bは動画配信サイトだとしよう。
まず何かの動画を見たいと思って、AからBに対して、この動画が見たい、という情報を送る(アップロード)。
するとBはAに対して、動画を表示する(ダウンロード)。
このアップロードとダウンロードを常に繰り返して動画を見たり、どこかのサイトを見たりしてるのだが、この時にAからBへ、またBからAへ送られている情報量と言うのは膨大なものなのだ。
動画配信サイトで動画を見たいと思ってるだけのあなたは、もちろんそんなことは気づかないし知らない事だが、やり取りされてるデーターは信じられないような量だ。
ここで、そのデータの流れを何かの理由で遮ると、AとBの間での情報のやり取りが出来にくくなる。
この結果動画の表示が遅くなったり、最悪繋がらなくなったりするわけだ。
当然これは動画サイトとの間だけに発生するわけではなく、どこかのホームページを見てたり、ネットショッピングをしてたり、ゲームをしてたりしても、全く同様である。
このデータの流れをダムの様に制限する仕組みが、スマートフォン等で行われる通信速度制限だ。
どうしてそういうことをするのかというと、世界中のインターネット利用者が大量のデータのやりとりをしまくると、データの渋滞が発生して、世界中のインターネットの速度が遅くなってしまうからだ。
そのため沢山のデータを使用する人は、一定の容量を超えたら、一時的に使用を控えて下さい、ということで制限を課しているのだ。
でも、実際は今の技術ではそんなことはないはずだし、電話会社が儲けるための方便の様な気がするが、それはここでは関係ないことなので、そういう理屈、仕組みになっていると言うことを知ってもらえればOKだ。
速度を測定する方法
インターネットの回線速度を測定する方法がある。もし、この測定をして問題ないのに遅いと感じるのであればパソコン自体に問題があるかもしれない・・・などと原因を絞り込むことができるのだ。
測定の方法はいたって簡単。
BNRスピードテストというサイトにアクセスし、測定ボタンをクリックするだけだ。
30〜60Mbpsが一般的な光回線の平均だと考えよう。それ以下の場合は動画を見る場合に遅いと感じる可能性がある。
そんな場合は最大下り2GのNURO光がおすすめだ。安い上に超高速だ。
現代ではもうライフラインと言える程、普及したインターネットについての基本中の基本と、回線速度について説明してみた。
知ってる人には当たり前の話だろうが、こういう仕組みでインターネットが出来てると言うことを知らなかった人に、少しでも参考になれば幸いである。