スポンサードリンク

昨日、我が家のお墓参りで静岡の御殿場まで行ってきた。
お彼岸中には仕事が忙しく行けなかったので、祖母と二人で今回時間を作り行ってきたのだ。

御殿場にて無事にご先祖様にご挨拶をした後、「せっかくだからちょっとだけ観光したいなぁ。」と祖母の提案。私も久しぶりに仕事を忘れてゆっくりしようとその誘いに乗った。

湯河原に行くことに

実は、私は高校生時代の夏休みは湯河原に今でいう「リゾートバイト」に毎年行っていたのだ。

朝と夜は板前、昼はプールの監視員。

高校の友達と一緒に1ヶ月泊まり込みでアルバイトだ。
休み時間や休日は自転車で10分で行ける海水浴場に行き、サーフィンをしたり、目の前の千歳川でアユを釣ったりしていた。最高の青春の時間を過ごした思い出深い場所なのだ。

そんな思いもあって、祖母に「じゃあ、湯河原で温泉でも入ろうか・・・。」と私が提案。祖母も「いいわねぇ。」と快諾。

近いようで案外遠い湯河原まで車を走らせる。

日帰り温泉を検索。

スポンサードリンク

湯河原に行く、道すがらスマホで「湯河原の日帰り温泉」を検索。

すると、幾つか日帰り温泉がヒットした。

その中で、年寄りでも安心して入れそうな施設にしようと大き目のところを今回はチョイス。
あまり「秘湯」のような場所だと、万が一祖母が足を滑らせたなんて時に目撃者がいないと困る。だからある程度人が多そうな施設を選ぶ必要があったのだ。

私はもう中年の男ですから、さすがに祖母と一緒にお風呂に入るわけにはいきませんからね・・。

ということで「いずみの湯」さんという温泉施設に決定。

ニューウェルシティー湯河原

湯河原日帰り温泉万葉倶楽部さんが運営するニューウェルシティ湯河原の「いずみの湯」さんに到着。

千歳川を上流方向へ登っていき、山へと登る橋を渡ると斜面にその入り口が見えてくる。
駐車場は入り口の真横にある。一応、ゲートのあるような近代的な駐車場なのだが、車をゲートの前に近づけるだけで上がる。駐車券を受け取る必要はない。

車を停め、入り口階段をゆっくりと降りていく。

すると、右側に井戸水が流れ出ている。
湯河原地方一帯の地形によって溢れる純度の高い地下水だそうだ。17℃の地下水との事で平均よりも高いらしい。地熱によって温められている事が原因だそうだ。

写真の暖簾をくぐると、右手に地下に降りる階段がある。そこを抜けると受付フロントだ。

日帰り温泉の入浴料は1000円だ。
タオルはレンタルで300円。
また浴衣300をレンタルすれば無料の休憩所が使えるらしい。リクライニングの座椅子で仮眠ができるあれだ。

今回は温泉に入って、お茶でも飲んで帰ろうかというプランなので、浴衣はなしだ。

ちなみに営業時間は夜23時までやっている。

クリアな泉質。

受付を済ませ、温泉へ向かう。
再度入り口の階まで上り、私は「男湯」祖母は「女湯」へ。

ロッカーで着替えを済ませ、いざ温泉へ。

とても美しい造りの温泉だ。
私はどちらかというと、100年以上の歴史がある・・・といった古めかしくてぼろっちぃ温泉が好きだ。新しく小綺麗すぎるとなぜかテンションが下がる。

しかし、ここの温泉は新しいのにいい感じだ。人工物感をあまり感じさせない絶妙な作りだ。集中してリラックスできそうだ。

温泉の色は無色透明。クリアな泉質だ。湯の花が浮くような温泉が好きだが、たまにはこんなキリッとした温泉もいいかもしれない。
温泉に浸かっていると、目の前に湯河原温泉のウンチクが書かれた板が。

それを読むと、万葉集で唯一登場するのが湯河原温泉と書いてある。そんな由緒ある温泉に今、浸かっているのだなと思うとなんとも贅沢な時間を過ごしているように感じる。

湯河原にお立ち寄りの際は是非。
いずみの湯


コメントを書く







コメント内容


記事一覧

l