株価・日経平均って何？

実は私は全く株には興味がない。
というより「なんだか難しそうだなぁ。」と今まで考えていたので、株の話が始まると避けるように別の話題に変えていたくらいだ。

しかし、毎日のように「株価が下がった・上がった」とニュースで流れていると「どういう意味？」と疑問に持つのは当たり前だ。

ということで、今まで避けてきた「株」について少々勉強してみようと思い、株に詳しい友人に色々と聞いてみた。非常にわかりやすく答えてくれたので、それらをご紹介させていただこう。

そもそも株って何？

株をこれから勉強しようとしている人に向けて「株とは何なのか？」を簡潔に説明してください。
株って何なのか？ということを説明していきます。

会社には株式会社というものがありますが、会社が経営をしていくための資本金調達のために株券を発行し、それを買ってもらい資本金を集めます。

その株券のことを株といいます。

この株というのは価格があり、それを株価というのですが、株価というのは市場があいている間常に変化をしているので毎日株価は変動しています。

株価はどうやって決まっていくのかというと、需要と供給の関係でその株を欲しい人がたくさんいると株価は上がりますし、逆に欲しい人がいないと株価は下がります。

企業の業績や企業に関する良い情報が出てくると個人投資家の目にとまり株価は上がっていきます。

株は頻繁に取引が行われていて、この取引を株式取引というのですが、この取引をうまくやることでパソコンのモニター、キーボード、マウスだけで莫大な資産を気づいている人もいます。

また、取引をせずとも株をもっているだけで企業から配当金を貰ったり、株主優待といった待遇をうけることができます。

また株式分割といって持っていた株式に分割が行われて持っている株数が増える場合もあります。

また、株の取引は好景気の時は誰でも儲けることができ、不景気になると誰もが損をしてしまうというのが特徴です

株の役目

なるほど。
ということは、株には２つの役目があるということだ。

１つは、企業が資金調達をするため。
２つ目は、投資家が株の売買を行って利益を出すため。

どちらにしても株という仕組みがなければ経済がここまで発展しなかったのだろうと感じる。

日経平均株価の意味は？

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ニュースでよく耳にする「日経平均株価」その意味と、それが変動することでどのようなメリットデメリットがあるのか教えてください。

日経平均株価というのは、簡単に言ってしまうと経済状況の目安の数字です。

日本にはたくさんの企業がありますが、その中で業績や歴史がある企業は東京取引市場に上場して株式の売買ができるようになるのですが、その中で東京取引市場第一部に上場している企業の中で日本を代表する企業、例えばトヨタやNTTなどの２５５社の企業を対象にして、計算を行って出された経済指標が日経平均株価になります。

日経平均は日本の経済状況を示すパロメーターですので、日経平均が下がっているということはほとんどの企業で株価が下がっていて、経済状況が悪いことを意味します。

日経平均が上がっているとほとんどの企業で株価が上がっていて、経済状況がよくなっていることを表します。

株価が上がれば、投資家で買い方で入っている人は利益を出すことができます。

株価が下がれば、投資家で売り方で入っている人は利益を出すことができます。

トレーダーにとってこの日経平均株価というパロメーターはとても大切な指標でつねにこういった指標を見ながら取引を行っています。

この指標を見れば、東京取引市場での地合いの強弱、地合いが悪いよいの判断ができるようになるからです。また、ファーストリテイニングといった株価が高い企業の変動が日経平均株価の変動に大きく影響します。