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いよいよ年の瀬。
忘年会に年賀状、大掃除に挨拶回り・・・。色々とやることが盛りだくさんの時期だ。

そんな中、経営者や自営業者の方々は「確定申告」も気になりだし始める頃ではないだろうか。今年一年間のビジネスで儲かった人、あまり振るわなかった人、様々だと思うが、どんな成績だろうと確定申告だけは待ってはくれない。

 

しかし、確定申告を初めて行う人にとってはハードルが高く、簿記や会計に明るくない人にとっては苦痛以外の何物でもないはずだ。

私の場合は税理士の先生にすべてお任せしているので銀行通帳と領収書を渡すだけでほとんど手間はかからないが、すべて自分で申告を行いたい方は少々とまどうはずだ。

 

そこで、今回は難しい話は抜きにして確定申告初心者が最初に悩みそうな部分にいくつか注目して、記事にしてみた。

ぜひ、参考にしていただきたい。

はじめての確定申告。どうすればいいの?確定申告って何?

日本の所得税は申告納税方式という形式をとっている。

申告納税方式においては税金を納める納税者自身が自分の納税額について計算を行い、国に報告する必要があるのだ。

確定申告というのはこの所得税の金額を計算するための手続きのことをいう。

確定申告の具体的な手順は収入からその収入を得るために必要となった支出金額である経費をひいて計算された所得の金額と、その所得の金額から計算することが出来る所得税の金額を申告書という書類を用いて計算して、税務署に提出するという流れになる。

また、それと同時に自分で納付書という税金を納める用紙も準備して税務署に税金を納めていくことになる。

確定申告の期限は?

申告期限は毎年3月15日となっており、3月15日が休日の場合には後ろに日付がずれるのが通例になっている。

また、3月15日の確定申告において申告する収入の金額や経費の金額はあくまでその前年の1月1日から12月31日までの間の金額となっている。そのため、今年の1月1日から3月15日までに発生した収入や経費の金額については考慮する必要はない。

このような金額については来年の確定申告の対象となり、来年申告していくことになるのだ。

医療費控除って何?

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確定申告では収入の金額からその収入を得るために支出する費用があった費用を差し引いた金額を所得として計上することになるのは先に述べたとおりだ。

しかし、この所得の金額からはある特定の支出に関しては除いていいこととされている。そのような所得の金額から除くことが出来る金額のことを「所得控除」という。

この所得控除という項目の中に「医療費控除」というものがある。医療費控除についてはその年において、かかった医療費の金額が10万円を超えた場合において、その10万円を超えた部分の金額について確定申告で申告することにより所得の金額から差し引くことができるというものです。

10万円を超えない場合は控除されないというところに注目だ。すべての医療費が控除できるわけではないのが少々残念なところだがそれがルールなので仕方なしというところだ。

交通費もOK!

なお、この確定申告で申告できる医療費に関してはその医療機関を受診するために利用した交通費の金額も含んでいいということになっている。

また、医療費控除は個人毎ではなく家族分をまとめて申請することができるため、一家全員分の医療費をその年の確定申告において最も所得が高くなる人にまとめて申告するのが最も税金計算上は得になるのだ。

医療費控除を受ける場合には医療機関を受診した際の領収書を添付する必要があるので、病院を受診した場合には領収書をもらうということを忘れないようにしておこう。

青色申告と白色申告の違いって何?

確定申告でよく聞かれる用語に青色申告と白色申告というものがある。

これらはそれぞれ確定申告の方法のことを言っているが、大きな違いとしては青色申告については基本的には複式簿記という形式で帳簿をつくってその帳簿で日々の取引について記録しておく必要がある。

青色申告は複式簿記という簿記の知識が必要になるというデメリットがあるが、青色申告控除という65万円の所得控除が受けられるメリットがある。一方で白色申告については単式帳簿という帳簿形式で作成した帳簿をつくっておく必要がある。

平成25年までの白色申告においては白色申告については帳簿を作成する必要がないため、事務負担が軽減できるというメリットがあったが、現在では白色申告においても帳簿作成が義務付けられている。

したがって、白色申告については現在は選択するメリットは存在せず、デメリットとして青色申告で受けることが出来る控除を受けることが出来ないというものだけが存在していることになる。

白色申告をしている人で青色申告の要件となっている複式簿記での帳簿作成が難しいのであれば、青色申告の中にも「青10」と呼ばれるもので控除額は少なくなるが、帳簿形式が単式簿記の帳簿でよいというものもある。

会計なんてわからん!という人におすすめの会計ソフト

「確定申告はしなくちゃいけないのはわかったけど、会計の知識が全くない!」
そんな自営業者の方も多いのではないだろうか。会社に経理の人がいればその人にやってもらえばいいが、そうでない人は自分で収支をつけていかなくてはいけない。

そんな時会計ソフトの購入を考えるのだが、実はものすごい高価なのはご存知だろうか?テレビCMでも有名な某有名本格会計ソフトの値段は30万円以上もする。もちろん高機能なソフトであることはいうまでもないが、個人事業主の方にはあまりに負担が多すぎる。

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「弥生会計」かなりおすすめだ。




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