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Bazooo!では都市伝説を取り上げるのは前回に引き続き2回目だ。
今回は「都市伝説」という言葉を現代に大きく普及させることとなったテレビ東京が放映する「やりすぎコージー都市伝説」の中で紹介された都市伝説をご紹介する。

 

やりすぎ都市伝説とは、主に芸人がそれぞれリサーチしてきた「噂」を一人一人発表していくスタイルで行われる。しかし、その中で群を抜いた才能を発揮しているのがお笑いコンビハローバイバイの関暁夫だ。

 

関暁夫の語る都市伝説は、真実かどうかは別として多くの裏付けがされているエピソードが多く、信じる人はそのまま事実として受け止めてしまってもおかしくないほどだ。

 

そんな関暁夫が語っている都市伝説の中で、関暁夫がテレビで語る前からもにわかに信じられていた都市伝説を紹介する。

 

やりすぎ都市伝説以外でも語られている都市伝説「日ユ同祖論」

都市伝説日ユ同祖論やりすぎ都市伝説の中で関暁夫が語る「都市伝説」には、一つの軸があり、その中で重要な役割をしているキーワードが「ユダヤ人」だ。ユダヤ人といえばまっ先に思い出すのが「イエス・キリスト」だ。

 

イエスキリストは、キリスト教の教祖という捉え方もできれば、神の子つまり人間ではなく神そのものとして捉えることもできる。しかし、キリストは「ユダヤ人の王であり、神の子である」とするその思想に反対する当時のユダヤ社会によって、裁判にかけられ処刑された。

 

しかし、キリストのその思想や教えは「聖書」として残り、現在に至るまで世界中で様々な言語で訳され、また改変され受け継がれている。

 

一方、日本の宗教といえば二分される。一つは「仏教」。釈迦によって悟られた「真理」を説いたものだ。仏教には神様という存在についてはあいまいな状態になっており、どちらかというと「人間が生きるための哲学」といった考え方が主流だ。もちろん、釈迦が「神は存在しない」とは言っていないが、正しく生きるための道徳的な要素が多い。「因果応報」「縁起」という言葉に重きを置き、「悪いことをすれば悪いことが起きる」といった考え方で、人の生き方を説いている。

 

そしてもう一つが「神道」だ。神道とは八百万の神(やおろずのかみ)を祀ることによって、人々の悩みを鎮め幸せを願う宗教だ。

 

その神道を支える根拠は「古事記」と「日本書紀」だ。だいぶ省略して説明すると、はじめに造化の三神(ぞうかのさんしん)が地球に舞い降りて、陸や空や動植物などを作った。そして、その後イザナギ・イザナミという神が現れ、島々を作り今の日本列島は出来上がった。そして、イザナギ・イザナミから生まれた子が「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」。神社の中の神社「伊勢神宮」に祀られている日本の最高神だ。そして現在の天皇はその天照大御神の子孫にあたるというわけだ。

 

しかし、この物語が「旧約聖書」や「新訳聖書」に酷似している点が多くある。また、神社の作りや祭り事にもユダヤ教やキリスト教に酷似点が多く見受けられる。

 

例えば、旧約聖書の始まりは神によって「①天と地が分けられた」「②光が作られ同時に闇ができ、昼と夜ができた」「④天の水(雲)と下の水(川や海)にわけた」「⑤陸ができた」・・・このような流れでこの地球はできたのだと説明している。

 

一方、古事記では造化の三神によって天と地が作られ、その後現れる神々によって島々が作られ、動植物や人間が作られていく。他にも「聖書」と「古事記」には共通する点は多くある。

 

また、日本の神社に祀られている「狛犬」は犬とは言えない生き物だ。どちらかというともっと獰猛な生き物に見える。古代ソロモン神殿の前にはライオンの像があるが、狛犬はライオンに見えなくもない。

 

都市伝説やりすぎさらに、エルサレム神殿の門には、天皇家の紋章である「16花紋」があり、天皇家のルーツはユダヤにあるのかもしれないという考え方がある。しかし一方でこんな考え方を唱えている人もいる。それは「ルーツは日本側だ」という考え方だ。

 

天照大御神をルーツとする天皇家の使者が遥か昔に中近東にまで旅をし、この考えを広めたという考え方だ。つまり、その考え方が本当だとしたらイエス・キリストは日本に住んでいた人物なのかもしれない。イエス・キリストは天皇の使者だという考え方だ。

 

日本人としてはこのような説が正しいとすれば、なんだか誇らしく思うが、逆の立場になれば「何を思い上がっているのだ!」と紛争の原因になりかねない。あくまで都市伝説で止めておくことが今の世界の秩序を乱さない秘訣だということも頭に入れておかなくてはならない。

 

そう、何事も「やりすぎ」は禁物だ。


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