あなたはこんな噂を聞いたことはないだろうか?
「地球の内部に亜空間があり、そこにもう一つの惑星が存在する。
そしてそのもう一つの惑星には地底人が暮らしている。その惑星の名はアルザル。」
数多くのUFO目撃情報、謎の巨人族、神隠し・・・、それら現象にこのアルザルが関わっているかも知れない・・・・。
このようなにわかには信じがたい話が世の中には数多く存在する。そして、人々はそれを「都市伝説」と呼ぶ。
このページでは、それら数多く存在する都市伝説から、第一弾として以下の都市伝説を紹介する。
信じるか信じないかは「・・・・・・。」ということだ。
語り継がれるポケモンゲームに関する都市伝説
1998年に発売された任天堂ゲームボーイのソフト「ポケットモンスターピカチュウバージョン」というゲームソフトがあるのはご存知だろうか?
かれこれ、17年以上も前に発売されたソフトであるために現在の小学生や中学生にはほとんど認知されていることはないないはずだ。
その「ポケットモンスターピカチュウバージョン」というソフトに語り継がれている都市伝説が存在する。
それは、ある少年が中古ゲームソフト屋でこのソフトを購入したことが発端となる。
その少年が購入した「ポケットモンスターピカチュウバージョン」のパッケージの裏側にこんなメッセージが書かれていたことに世間の注目が集まった。
ぴかちゅう 僕らの旅はなんだったのかわかるか
ぴかちゅう きみはたくさんの人たちをやっつけてきた
ぴかちゅう おまえは、僕の見えないところで、にやにや笑っていたんだね
ぴかちゅう もう旅は終わりだ。本当に終わりだ
ぴかちゅう 学校に行ってくるからさ
ぴかちゅう お前は好きな人をやっつければいい
このメッセージは元所有者がぴかちゅうに対して送ったものだ。
このメッセージの意味を比較的ストレートに捉えるなら、今まで学校をずる休みまたは登校拒否をしていた少年が、学校の先生や親から学校に行くことを促され、しかたなく今まで暇つぶしにしていたこのゲームに対して別れを告げたのだろうという推測できる。
しかし、どうしてもいくつか気になるメッセージがある。
1つ目は「きみはたくさんの人たちをやっつけてきた」このメッセージだ。
ポケモンの世界は基本的にポケモン同士の戦いだ。人間をやっつける物語ではない。
しかし、この元所有者は「たくさんの人たちをやっつけてきた」と言っている。ゲーム中に登場する敵を現実の誰かとリンクさせ、やっつけてきたというのであろうか。
2つ目は「おまえは、僕の見えないところで、にやにや笑っていたんだね」というメッセージだ。
これはいったいどういう意味だろうか。元所有者は何かを最後に悟っていることになる。元所有者の見えないところでにやにや笑っていた事実を知ってしまったということになる。
つまり、元所有者がこのゲームに熱中することで。にやにや笑う誰かが存在することを示唆している。そうなると、任天堂のビジネスモデルを知ったことによって、「僕は大人のビジネスにまんまとはまってしまった。」と考えたのか、もしくは、「ぴかちゅう」を身の回りの「誰か」と置き換えてその誰かに対する恨みを書き記した可能性もある。
その「誰か」はこんな風にも考えられる。
元所有者が学校に来ることで困る人物を想定すればいい。例えば、元所有者は以前はいじめっこだった。いじめている相手からこのゲームソフトを奪っていたとする。しかし、実はいじめられていた側の子は、あえてこのゲームを元所有者に奪わせたという図式だ。
いじめられていた子はこのゲームの面白さを十分に知っていて、学校を休んででもやり続けたいと思うものと理解していた。
そのゲームを元所有者に渡すことで、学校を休む可能性があると考えた。
そして、その戦略はまんまと成功したのだ。そして、その戦略をいじめられっこは友人などに漏らした。その情報が元所有者本人の耳に入り、中古ショップに販売する時にその恨みをメッセージとして残した。
しかしなぜ、そのように手の込んだことをする必要があったのか。いじめっこなら直接文句を言いそうなものだ。しかし、そこはいじめていた自分への反省もあり、また、これ以上いじめていた相手を刺激するようなことへの恐怖もあったのではないだろうか。
そして最後は「お前は好きな人をやっつければいい」という言葉で終わっている。
これは、そんいじめられっこに対して最後の抵抗といった形をとったのだろう。
こんな恐ろしいやり方で、仕返しをしてくるなんて汚いぞ!もうその手には二度と俺は乗らないぞ!君の思い通りにはならないと相手を突き放そうとするメッセージではないのだろうか。
これはあくまで個人的な見解だ。信じるか信じないかは・・・・。ということだ。