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先ほど「ぶっちゃけ寺&Qさま!! 合体3時間スペシャル」を子供と一緒に見ていた。

すると今日は「さかなくん」が問題を出題するというではないか!クイズはあまり得意ではないが魚となれば、釣り好きの私としては是非とも全問正解したい。そんな思いで番組を見ていた。

大人気ない私の行動

クイズ番組を見ていると何気に多く出題される「魚」の問題。いつもそんな問題が出題されると家族は気を使って「パパ、この問題解ける?」と振ってくれる。そして、私は自慢げに「○○に決まってんじゃん。」と答えるわけだ。子供は純粋に「パパすごい」と言ってくれるが恐らく妻は「魚を名前を知ってるからってなんなのよ。」と心の中で突っ込んでいるに違いない。

しかし、私が一人で優越感に浸れればそれでいいのだ。普段、誰に褒められるわけでもなく生きているのだから・・・。

それはさておき、今日は「魚オンリー」クイズだ。私の答え放題の日だ。「子供が答えを考える前に全部言ってしまう。」というまったく大人気のない約1時間だが、私は答えまくりたいのだ!早く次の問題を出してくれ!そんな感じだ。

毒魚に刺されている「さかなくん」ってやっぱりすごい。

そんな私の楽しいクイズの時間が始まったのだが、さかなくんの魚に対する知識が半端ではないことにびっくりだ。私も子供の頃から「魚博士」や「虫博士」として名を馳せてきたが、上には上がいるものだ。正直、悔しさも感じないほどの差を感じてしまった・・・。

何より、驚いたのが「毒魚」にしっかり刺されているところだ。毒魚とは「ミノカサゴ」や「ゴンズイ」「アイゴ」など様々いるが、ヒレやエラブタにある棘から毒を出し、外敵から身を守る種類の魚たちのことをいう。

私も釣りをしているとよくそれらの毒魚に出くわすことがあるが、私の場合相当ビビりながら専用のハサミを使って慎重に針を外すため、刺されたことは一度もない。

しかし、さかなくんはしっかり刺されている。魚の研究のためにわざと刺されたのかは不明だが、刺されるとこんなに痛いんですとジェスチャーで示してくれたところを見ると実際に刺されているに違いない。

しかも、エイにも刺されているというから驚きだ。エイの毒針は毒も厄介だが、その棘のデカさが尋常じゃない。鉛筆一本くらいの太さの針で刺される痛みを想像できるだろうか?実に恐ろしい。

さかなくんって絵が上手い!

出演者が回答した後にさかなくんがホワイトボードに絵を書いて解説してくれる。その絵がとっても上手なのだ。写生画とは違うのだがしっかりと魚の特徴を捉え、かつ可愛らしいをイラストをチャチャッと書いてしまうのだ。

また、魚の部位を細部まで記憶していて、ヒレの数まで正確に描いてしまうのだ。しかもあのテンションで楽しそうに書くもんだから見ているこっちもなんだか楽しくなってくる。さかなくんって幸せそうだなぁと羨ましくなってくる。

学者的にもすごいぞ!さかなくん

さかなくんといえば「絶滅種のクニマス」を発見したことでも有名だ。クニマスは本来、秋田県の田沢湖にしか生息しない固有種でしかも絶滅しているとされてきた。絶滅を危惧していた時代に他の湖へ移植する活動が行われたが、その移植は失敗しクニマスは繁殖していないことになっていた。

しかし、さかなくんや京大の研究員のグループが富士五湖の一つ「西湖」でクニマスを発見してしまったのだ。極端な例えをするならば絶滅したはずの恐竜を見つけてしまったようなものだ。それくらい生物学に関わる人たちにとっては衝撃的なことなのだ。

京大のメンバーも魚にたいする愛はものすごいと思うが、「もっている」さかなくんがいたからこその偉業だし、さかなくんがいなければここまで話題になることもなかっただろう。

さかなくんのあの人柄とそして魚への愛の深さに乾杯だ。今日から私はさかな先輩と呼ばせていただきたい。


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