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ベンツやBMWに匹敵する国内カーブランドといえば「レクサス」だ。まだまだ日本人が思う高級車のイメージはそれら海外カーブランドにあるかもしれないが、その勢力図はここ最近大きく変動してきている。

レクサスが登場したことで、今までベンツやBMWといった高級外車に目を向けてきたオーナーが「日本車も捨てたもんじゃない。」と意識が変わってきた。今回はレクサスについてメモしておこう。

レクサスって何?

そもそもレクサスというブランドはなんなのか。車オタクには当たり前の知識かもしれないが、レクサスというブランドの出処をしっかり理解できている人は一般的には意外と少ない。

レクサスの車のほとんどは全て国内で生産されている。そしてその生産をしている会社がトヨタだ。ここまではほとんどの人が知っていることだろう。しかし、もともとレクサスは国内販売が目的ではなかった。世界の人々がイメージするトヨタは「壊れない大衆車」だ。日本でもそのイメージは強い。そのため、ベンツやBMW、アウディやポルシェなどの高級車を好む客層にはイマイチ人気がなかったのだ。

そこで、トヨタはそれら海外ブランドと戦える新しいコンセプトの車を作り出すことを考えた。そうして生まれたのがレクサスである。それが1900年代終わり頃の話である。

その頃、日本車の高級車といえば「セルシオ」「シーマ」「プレジデント」といった「社長用の車」的な発想の車が多かった。「ブレーキの性能がいいんだ」とか「エンジンは何馬力なんだ」などと言ったスポーツ的要素を語る人は少なかった。「セルシオ乗ってるんだ・・お金持ちだね。」これぐらいのイメージしかなかったのだ。

しかし、ベンツやBMWはどうだろうか。もちろん「お金持ちだね。」というイメージはさらに上なのかもしれないが、単に豪華な外装や内装だけでなく、そこに走りを追求した車の本質的な高級度があったのだ。「ベンツは高い」オーナーでない人はそんなイメージを持つ程度だが、オーナーの多くはその走りの性能に感動して購入する場合が多かった。

その分野にレクサスは参入していったのだ。つまり求めるのは「高級感」と「スポーツ性能」の両立だ。

レクサスのラインナップ

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レクサスシリーズは全部で13車種ある。主要の車種を個別に紹介していこう。

レクサス「LX」新型は「lx570」

LX レクサス「LX」はレクサスの大型SUV車だ。もともと海外向けの車種だったが、2015年から国内でも販売されることになった。

 

原型はランドクルーザーの上位版「ランドクルーザーシグナス」だ。シグナスといえば憧れのSUVとして人気を誇っていたが、今やこのレクサスLXが最高級の呼び声が高い。しかもランドクルーザーの血を引くだけにかなり上部な設計になっており、本格的なオフロード走行を可能にしている。ただ、このラグジュアリー感だけにこれで山道を激走するには覚悟が必要だ。

実は私もこのLXは狙っているが・・・なかなか手が出ない!

なぜなら、新車価格(lx570)が1100万円もするからだ。ただし、古いモデルになれば中古車もあり10年落ちにもなれば200万円代で手に入れることもできる。

レクサス「NX」新型は「NX200t」と「NX300h」

NX レクサス「NX」はLXに比べると小型のSUVだ。ハリアーを原型にしたモデルだが、内容はまったく違うものと考えたほうがいい。最先端の技術を惜しげなく採用していて「未来の車」に近ずいている気がするだろう。シーケンシャルシフトマチックもついているため、スポーティな走りを楽しむことができる。
またこの「NX」には「NX200t」と「NX300h」の2種類があり、「NX200t」はガソリン車で2000ccの排気量、「NX300h」はハイブリット車だ。
価格はNX200tの方は新車で428万円から520万円だ。中古車の数はまだまだ少ないのであまり安くはなっておらず400万円代が相場だ。
「NX300h」の新車価格は556万円。これもなかなかの値段だ。こちらも中古車でも400万円代が相場となっている。

レクサス「RX」新型最上位クラスは「RX450」

RXレクサスRXはNXの兄貴分と言った存在だ。全長は4770mm、車幅は1885mm、高さは1690mm、ホイールベースは2740mmと大きく、存在感バッチリの重量級選手だ。
RXはハイブリット車なので燃費も良い。17.4km/lと大型SUBとしては最高の燃費性能だ。ただ、燃料はハイオクになるため少々単価は高い。
排気量によってラインナップは3つに分かれており「RX270」「RX350」「RX450h」となっている。ちなみに新車の価格は次の通り「RX270(498万円)」「RX350(567万円)」「RX450(679万円)」だ。型落ちの中古車はRX270なら200万円代、RX350も200万円代、RX450なら300万円代後半となっている。いずれにしても高級車に変わりはない。

レクサス「is」新型最上位クラスは「is300hAWD」

isレクサス「is」シリーズはレクサスのセダンの中では「お手頃価格帯」の車種になる。お手頃といっても500万円から600万円という価格だが、上位クラスの「LS」が1000万円以上するのでそれと比較すると・・・ということだ。isは何と言ってもハイブリットの「IS300h」がおすすめだ。燃費が非常によく財布にも環境にもいい優れた車種だ。

新車価格は「is300h」の最上位クラスで「627万円」中古なら350万円位以上、ハイブリットではないが一番安いクラスの「is250」なら489万円、中古なら10年落ちでよければ100万円を切るものも豊富にある。

その他の車種「LS」「GS」「HS」「RC」「CT」

レクサスの中で最も高級な車種は「LS」だ。LS600hLの“EXECUTIVE package”はなんと1595万円というびっくり価格だ。もちろん性能や高級感は天下一品で並み居る高級外車にも引けを取らない存在感がある。また「GS」はLSを少しコンパクトにしたスポーツタイプの車種だ。メルセデスベンツでいうならEクラスといったところだろう。

また、HSは2500ccの中堅クラスでベンツでいうならCクラス相当の位置付けだ。RCは2ドアのクーペタイプだ。機動性がとてもよく出だしのパワーを体で感じられるスポーツカーだ。ベンツでいうならSLKといったところだろうか。最後のCTは高級なワゴン車だ。荷物も沢山積めるのはもちろんコックピッドの高級感はレクサスらしさが感じられる。

 


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