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高速道路の料金所を通過するときに現金のやり取りをせずに通過できるアレ、ETCカード。
ETCカードが導入されてからかれこれ15年ほどが経過している。

そのため、ETCのお得感は薄れ、それが普通料金だと感じている人も多いのではないだろうか。

あっという間に普及したETCカード。そもそもどれほどお得なの？そんな疑問についてこのページではメモしておこう。

ETC本体の購入と設置、ETCカードの作り方、おすすめのETCカードは？

ETCカードがどれほどお得なのかを考える前に、まだETCを車に搭載していない方のためにETCとETCカードの作り方について説明していく。

まずETCの恩恵を受けるには車にETC車載機本体を取り付けなくてはならない。フロントパネルを開けたり、電源を取ったりと車の構造に詳しい方は本体を購入し自分で取り付けられるかもしれないが、多くの人はやり方がわからないはずだ。

そういう方はオートバックスなどのカー用品店で購入し取り付けも一緒にやってもらうのが一番手っ取り早いし、美しく仕上がる。オートバックスでキャンペーン中のETC車載機なら10000円で本体、取り付け、セットアップまで全てやってくれる。私がつけた頃はもっと価格も高かったし、随分入荷まで待たされた記憶がある。

次はETCカードだ。ETCカードは各社クレジットカードを発行しているカード会社から入手できる。おすすめは楽天カードだ。ETCカードだけの申し込みももちろんできるが、ネットで買い物をすることが多い方なら通常の楽天カードも同時に申し込んでおくと、楽天ポイントが貯まるスピードも早くなるためおすすだ。

また、法人や個人事業主の方でETCカードを発行する場合は絶対に高速情報協同組合のETCカードがおすすめだ。ETCカードを利用するだけで現金よりも料金が安くなるのに加え、さらに月間の利用金額に応じて割引が適用される。首都高と阪神高速道路に限ってだが、例えば5000円から10000円の利用をした場合10%の割引きがされ、30000円以上利用したなら20%も割引きになる。30000円の20%は6000円だ。この差はかなり大きい。

ETC割引きはどのくらい割引きなの？

これを記事にするのは実に難しい。というのはその割引き対象となる条件がコロコロ変わるからだ。とりあえずは2015年10月現在の割引き情報を以下にメモしておく。

休日割引き（地方部）

普通車と軽自動車限定で土日祝日に適応される割引きだ。※ただし首都圏のエリアは適応されない。

割引き率は30%。例えば土曜日に「厚木」から「御殿場」まで東名高速を利用して走ったとしよう。この場合のETCの通常料金は「1460円」だ。しかし、この休日割引きが適応されると「1020円」になる。

関西地方の方にわかり易い例として「神戸」から「岡山」の場合。通常は「3500円」だが、休日割引きで「2450円」になる。

平日朝夕割引き

これはETCマイレージサービスへ登録する必要があるが、平日6時〜９時、１７時〜２０時の間は30%もしくは50%の割引きが適応される。※首都圏エリアは適応外。

この割引きの仕組みは少々複雑だ。例えば先にも出した例「厚木ー御殿場」間の通常ETC料金は「1460円」だ。しかし、この割引きが適用なる時間に料金所出入り口を通過した場合、最大で50％の割引きが適応される。

しかし、最初から1460円の30%「440円(※１円以下繰り上げ)」が引かれる訳ではない。この440円は、翌月にETCカードにチャージされることになる。つまり、翌月にはその440円を使えるようになるのだ。

また、30%と50％の割引き率の違いは利用回数だ。月間5回から９回までは30%の割引き、10回以上で50%の割引きが受けられる。4回以内は適応されないので注意だ。

深夜割引き

深夜割引きは毎日0時から４時までの時間帯に料金所を通過した場合に適応される。割引き率は30%だ。首都高や一部首都圏の高速道路では適応されないが、それ以外の高速道路ではこの時間なら30%の割引きが適応される。

ETCカードが新会社でも作れるの？

「従業員にETCカードをもたせたいけど、クレジット機能付きはちょっと怖いなぁ。」
「新しく会社を立ち上げたばかりだから、ETCカードの審査は通るかなぁ？」

なんてお悩みの経営者の方。朗報です！

立ち上げたばかりの会社でもETCカードが作れるんです！（※審査はあります。）
しかも、クレジット機能がついていない「ETC専用カード」だから超安心です。

さらに、支払いは「月末締めの翌々月の5日」だから、資金繰りも楽々です！