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私はうどんにはうるさい。
特に讃岐うどんに関しては何十回も香川県に出張しているので、そのたび食べてきている。

讃岐うどんのうまさはなんと言っても「うどん」そのもの。出汁やトッピングはその次だ。
そこで、最近店舗がものすごい勢いで増加している「丸亀製麺」さん。

本当にうまいのだろうか?実食してきた。

丸亀製麺は本当にうまいのか!?

なぜ、私がこんな小生意気な「疑い」を持っているのかというと・・・

「どうせチェーン店でしょ?」

というある種差別的な理由だけだ。
讃岐うどんといえば「こじんまりとした店構えに店主と奥さんだけで経営している」といったイメージを持っている。丸亀製麺はその真逆を行く大型店舗が多い。だから、なんとなく・・・不安になる。

そんな、偏見を持った私だが、論より証拠。実際に食べてみた。

丸亀製麺のメニューは本場と変わらず。

まず、お店についてメニューをチェック。「釜揚げうどん」「釜玉うどん」「ぶっかけうどん」「かけうどん」「ざるうどん」と、本場香川のメニュー「釜玉」「ぶっかけ」を忠実に再現。それにプラスして「ざるうどん」や「かけうどん」といったメニューがならぶ。また、うどんの量を「大」「中」「小」と選べるところも本場に忠実だ。

トッピングも本場と一緒だ。

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本場讃岐うどんのもう一つの楽しみといえば「選べるトッピング」だ。てんぷらやフライものをお盆に乗せ、うどんと一緒に最後に会計をするシステムだ。これも見事に再現できている。

チェーン店ならではの「商品陳列のうまさ」は丸亀製麺の方が上かもしれない。美しく美味しそうに天婦羅が並べられている。

実食!するならおすすめは釜玉だ。

さて、グルメ評論家か!とつっこまれそうなほど、ああだこうだとうんちくを頭で巡らせた。結局は食べてみるしかない。

では、一番うどんのうまさを・・・いや、香川の讃岐うどんとの比較をするには「釜玉うどん」がベストだ。さっそく注文してみる。

釜玉うどん丸亀なるほど、讃岐うどん独特の感じ「麺の角」がしっかりあり、いかにもコシが強うそうなうどんではないか。
また、ネギも「多めにしてください!」といえばしっかり多めに入れてくれる。もちろん、生姜も自分で適量トッピングしてきた。

丸亀特製タレそして、この「釜玉うどん用」と書かれた専用タレをかけ、卵と一緒にかき混ぜる。

うどん、ネギ、しょうが、卵、専用タレ・・・これらを見た目など気にせずグチャグチャっとかき混ぜる。これが讃岐うどんの作法だ。

うまい!

疑って、申し訳ない!丸亀製麺殿。めちゃくちゃうまいではないか!みごとに香川の讃岐うどんを東京で再現できてしまっているではないか。

まぁ、正直言うと「おれ、今、香川で讃岐うどん食ってるよ!」という「旨さの付加価値」はないのだが、それを差し引いてしまえば、ほぼ同じだ。私が今回食べた「釜玉うどん大」の値段は450円。お値段もそこそこちょうどいい。

店舗も多いのがうれしい

こうなってくれば、チェーン店のありがたみを感じてくる。どこにいても本場の讃岐うどんを味わえるからだ。

丸亀製麺の店舗は全国にある。なんと本場香川にも店舗を出店しているくらいだから、かなり自信があるのではないだろうか。東京だけで65店舗、埼玉では57店舗、関東だけで240店舗以上もある。

また、運営会社さんは兵庫県にあるが、関西地方でも150店舗以上ある。「たかが、うどん。されど、うどん」おいしいうどんを作る技術と全国展開できる経営能力があればとんでもないブームを起こすことができるのだろう。

とにかく、どこでも讃岐うどんを食べれるようにしてくれた丸亀製麺さんに感謝だ。

今まで「どうせチェーン店でしょ?」と思っていたことが実にもったいない。これからはランチのバリエーションの一つに加えておこうではないか。


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