たしか、一昨年の冬だった気がするがインフルエンザにかかり2週間も仕事を休んでしまったことがある。
高熱が続き、吐き気体のだるさに襲われ「このまま治らず帰らぬ人になってしまうのか!」とすら苦しんだ時期があった。
その時、ちょうどテレビで「ヨーグルトを食べていると風をにかかりにくくなる。」といった情報に触れた。しかし、時すでに遅し。すでにインフルエンザ真っ最中だった私にとっては「もう遅いから!」とツッコミたくなる内容だった。
とはいえ、そのヨーグルトを食べていると風邪になりにくいという情報はずっと気になっていた。さすがに毎日食べるほどまでの週間はついてはいないが、思い出したら食べるようにしている。
そのおかげかそれ依頼、風邪もインフルエンザもかかっていない。
もしかしたら本当なのかもしれないと思い、今回はヨーグルトについて色々調べ、みなさんのお役に立てるかもしれないと思ったのでメモしてみようと思っている。
これがヨーグルトの効果だ!
腸内フローラに栄養を与えよ!
最近注目されているのが「腸内フローラ」だ。
腸内では人間の免疫力を高めてくれる善玉菌と便秘や癌の原因となる悪玉菌が戦いる。
この菌たちが戦っている戦場を腸内フローラと呼んでいるそうだ!
腸内フローラの環境を改善するには乳酸菌が必要だ。
善玉菌の働きを活性化するためには彼らに餌を与えなくてはいけない。それが乳酸菌なのだ。
ヨーグルトは善玉菌の餌になる乳酸菌が豊富に含まれているため腸に良いとされている。
腸内環境を改善することはアンチエイジングや抗癌作用などがあると多くの学説で認められているのだ。
実は私の祖母も癌になったのを境に免疫力を向上させるために食事にヨーグルトを取り入れるようになったのだ。癌に効果的なら風邪くらい簡単にやっつけちゃいそうなのが納得できる。
だが、ヨーグルトだけを食べるよりもっと効果的な方法があるのでご注目いただきたい。腸内環境を改善させるのに一番の方法はヨーグルトと単純に考えがちだが実はヨーグルトだけではまだ不十分なのだ。
乳酸菌の働きをより活発化させるにはオリゴ糖や食物繊維と一緒に摂取するのが効果的なのだ。
はちみつや味噌などのオリゴ糖を多く含む食材を取り入れることも大切だ。また、腸内環境を改善させるために必要な物は食物繊維だ。食物繊維は腸内の廃棄物を掃除してくれる上に乳酸菌たちの餌にもなる。
つまり野菜なども積極的に摂取したほうがいいというわけだ。食事はバランスよく取ることが大前提だが、日本人はヨーグルトを毎日食べる週間は基本的にはないため、ヨーグルトだけは意識的に取るように心がけるのが大切だ。
ヨーグルトを使ったレシピはコレが好き!
実はヨーグルトはいろんな料理に使うことができるのできる。
カレーライスに加えると味わいがまろやかになり、ホットケーキミックスに加えるとふわっとした焼き上がりになって適度に酸味も加わって美味しくなるのだ。
そのままレンジで温めてはちみつをかけて食べるだけでも朝ごはん代わりになったりもする。
そんなヨーグルトだが、今私がはまっているのがラッシーだ。
ラッシーというのはインドでカレーと一緒に飲まれている発酵飲料のひとつで、独特のとろみがある飲み物だ。日本で言えばヤクルトのような存在だ。
インド料理屋さんなどでは必ずといっていいほどあるのだが売っているお店はなかなかだい。だが実は簡単に作れるのでご紹介しよう。
作り方とコツは以下のとおりだ。
材料:ヨーグルト100g、水100cc,レモン汁、はちみつ、シナモン、氷
グラスに氷を入れてヨーグルト、水の順番に入れる。
そこにレモン汁を少量加える。
ヨーグルトはレモン汁を加えると固まってドロっとしてくる。
水はとろみをだすために加減しながら加えていこう。
そこにはちみつとシナモンをお好みで加え、後はよくかき混ぜると出来上がりだ。
冬場は温めて夏場は冷やして・・・季節を問わず美味しく飲める最高に乳酸菌飲料の出来上がりだ!
ヨーグルトメーカーはコレがおすすめ!
今までは市販のヨーグルトを買って冷蔵庫にストックしていたのだが、某通販番組で「家でヨーグルトが作れる」という情報を入手し衝動買いをしたのがタニカ電器のヨーグルティアだ。
値段は6000円程度で別売りの容器もおまけでつくということで衝動買いこの商品は日本製で、ヨーグルト以外にも味噌や糀など作れるのが魅力だ。発酵食品ならとりあえず一通り作れる優れものだ。
我が家は3人家族なので作れる量もちょどよかった。1回で1リットル作ることができる。
使い方はいたって簡単だ。まずスーパーで生乳100%の牛乳を買ってくる。低脂肪乳ではうまく固まらないので生乳100%がおすすめだ。それと種菌を用意する。種菌といっても市販されているヨーグルトを買ってくればいいのだ。
カスピ海ヨーグルトでも、雪印ヨーグルトでも大丈夫だ。とりあえず、菌が配合されているものがおすすめだ。
容器に牛乳を入れて、種菌を投入しスプーンでよく混ぜあとは機械に入れて発酵させる。だいたい発酵時間は半日くらいだ。
混ぜ方がたりないと発酵が不十分で固まらないのでしっかり混ぜて菌が全体に行き渡るようにしよう。このヨーグルティアは時間は表示されるが、ブザーがなったりはしないので忘れないようにしよう。
今まで市販のヨーグルトを幾つか種菌にしてヨーグルトを作ってみたが、カスピ海ヨーグルトもちゃんとねばっとしたものが作れるし、ブルガリアヨーグルトでもしっかりと固まった。またインフルエンザに効果的と話題になったR1ヨーグルトも普通に量産できてしまう。
作ったヨーグルトは次のヨーグルトの種菌にしてもいいのだが、あまりなんども使いまわしていると菌の発酵力が落ちてくるようなので定期的に新しい菌を入れるのが正解だ。
しかし私が好きだった小岩井農場の生乳100%ヨーグルトはなんどやってもあの濃厚さは再現できなかった。おそらく菌以外の製法に秘密があるのだと思う。ただ、プロの技には勝てないにしても肝心なのは乳酸菌をしっかり取り続けることだ。お得にヨーグルトを自家生産できるのはものすごいメリットなのはいうまでもない。