スマホを持っている人なら「LINE」の便利さを知っている人は多いことだろう。サクサクとメッセージや画像を送れるし、無料で通話もできてしまう。さらに機能やサービスは拡張されさらに進化していきそうだ。
しかし、LINEの素晴らしさを語るには「LINEスタンプ」という機能を無視するわけにはいかない。このLINEスタンプという機能があったからこそここまでLINEが普及したのではないかとすら思う。
ということでこのページではLINEスタンプについて色々と調べたりしたのでメモしておこうと思う。
LINEスタンプの素晴らしさ。
今更、LINEスタンプの素晴らしさをわざわざ言葉にするのは野暮かもしれないが、逆に誰もそんな野暮なことをしていなそうなので語ってみる。
LINEスタンプの一番優れている点は「面倒なメッセージに適当に返事を返せる」ということだと思っている。
「面倒なメッセージ」とは「今日はお台場で彼氏とデート中です!」なんていう、嬉しくもなんともないメッセージのことだ。ラブラブの写真付きで送られてきたりする。はたして、私はそれにどう返事していいのか・・・・。
そんな時、LINEスタンプが一発で解決してくれるのだ。「よかったね!」とか「羨ましいなぁー。」的な雰囲気のスタンプを持っていれば、その一つのスタンプだけで返事は完了だ。
無料LINEスタンプだけでも十分コミュニケーションは取れる!
LINEスタンプには有料のスタンプと無料のスタンプが存在する。LINEの公式スタンプの「ムーン。ジェームズ」や「ブラウンコニー」は常時無料で使えるようになっているが、その他のスタンプは基本的には有料だ。
しかし、条件付きで無料でスタンプを入手する方法がある。
それは「企業の公式アカウント」とLINEでお友達になる方法だ。公式アカウントをお友達登録すると、ある一定期間無料でその公式アカウントで使われているイメージキャラクターなどのスタンプを無料で使用することができるようになる。
大手企業がそのようなキャンペーンを行っていることが多い為、クオリティも結構高いものが多い。使用期限は180日のものが多い。使用期限が迫ってきたらまた新しいキャンペーンを行っている企業アカウントに登録すれば実質無期限に無料でスタンプをゲットし続けることも可能だ。
LINEスタンプを友達にプレゼントする方法
お友達や彼氏や彼女に「自分と同じスタンプを使って欲しい!」そんな場合「有料だけど自分で買って」とはなかなか言いにくい。
そんな時は、LINEスタンプを買ってあげてプレゼントしてあげよう。
しかし、プレゼントするには残念ながらLINEアプリからはできない。
LINEスタンプを購入するには?
LINEスタンプを購入するには「コイン」を購入する必要がある。スタンプショップで好きなスタンプを選んだら「購入する」をタップする。その時コインが不足していると「コインが不足しています。チャージしますか?」と聞いてくる。
「OK」を押せばコインの購入画面に移動する。
ここで注意が必要なのは「LINEストアでは日本円表示」だが「LINEアプリではコイン表示」という点だ。LINEストアでは「240円」と表示されているものも、LINEアプリのスタンプショップでみると「100(コイン)」と通貨がコインに変わって表示されている。アプリだけを見てしまうと「100円ならいいや。」と思ってしまいがちだが、日本円の1円とLINEの1コインは同じ価値ではない。
コイン50枚の金額は120円、コイン100枚の金額は240円となっており、500コイン以上をまとめて購入するとお得になっていく仕組みだ。
「LINEスタンプを作って販売してみたい・・・。」という衝動にかられる私。
世の中にはいろんな才能を持った方々がいるようで、LINEスタンプの販売だけで◯◯万円の売り上げが!なって人がいる。私にもできるのだろうか?と淡い期待を抱きつつ、どうやったらLINEスタンプを作り、販売することができるのか調べてみた。
LINEスタンプの作り方
まだまだ「調べた」というレベルなので、このほかにLINEスタンプを作る方法があるだろうが、私の調べた範囲でメモさせていただく。
まず、スタンプになる画像を合計で42枚も作らなくてはいけない。そのうち40枚が実際にLINE上で送ることのできるスタンプ、メイン画像1枚、トークルーム画像1枚の計42枚だ。
これだけでも「結構ハードル高いよね・・・」と思ってしまう私だがイラストや漫画を上手に描ける方なら、簡単なのかもしれない。
ちなみにサイズも決められていてメイン画像は「W240*H240px」、スタンプ画像は「W370H320px」、トークルームタブ画像は「W9674px」だ。また、ファイル形式は「png」ということだ。
また、そのスタンプを販売するに至って説明文なども準備しなくてはならない。「作者名」「タイトル」「説明文」「コピーライト」などだ。
その他にも余白を上下左右に10px以上の余白が必要だったり、NG項目などが複数ある。NG項目は「子供が使っても安全でかつ明るい内容のスタンプ」であれば問題ないのかなという印象だ。詳しくは公式ページで確認して欲しい。
スタンプを作るツールやソフトは?
私がおすすめするのはやはりAdobeのイラストレーターやPhotoshopだ。イラストはもちろん文字も色々なフォントを使えるのでこれ以上LINEスタンプを作る上で最適なソフトではないかと思っている。
実は私が「LINEスタンプを作ろっかなぁーーー。」と思ったのは、子供が紙に描いたイラストがなかなかの画伯感だったのでこれをそのままスタンプしたら面白いんじゃないかと思ったからだ。
イラストレーターとPhotoshopがあれば、紙に描いた絵をスキャンして取り込み、その絵に色を塗ったりトレースして修正を加えたりと自由自在にできる。
そのイラストに吹き出しをつけて「おはよう」だとか「了解!」なんてコメントを入れれば完成してしまう。もちろん、規定のサイズや余白の設定なども簡単だ。
できたスタンプはLINEクリエイターズマーケットへ。
もし、あなたがLINEスタンプを作り販売したいというのであれば「LINEクリエイターズマーケット」に登録する必要がある。
LINEクリエイターズマーケットに振込口座などの情報を登録することで、いつでもLINEスタンプを登録しスタンプショップで販売することが可能になる。
とても分かりやすいサイトの構成になっていて、左メニューにある「スタンプガイドライン」を見れば、スタンプを販売するまでの工程を理解することができるはずだ。
ちなみにスタンプが売れるとその売り上げの35%が収益になる。120円のスタンプが1個売れると42円の利益ということだ。私の場合は「もし、100万個売れたら・・・。」なんて妄想で終わってしまいそうだが、センスのある方なら不可能ではないのかもしれない。